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Kiroって何ができるの?コード自動生成アシスタントとの違いは?

Last updated at Posted at 2025-10-02

ーーとある会社の社長は、案件受注サイトを通して5000万円の開発案件の獲得に成功した。

ただしこの会社、社長以外は未経験エンジニアしかおらず、まともに開発できるエンジニアは社長ただ一人。

そこでAIをフルに活用し、一人で5000万円の仕事を完遂させることを目指した。ーー

人手が足りない時こそAIだということで張り切ってる姿を見てると、何となく僕も興味をそそられ、AWSで何があるのか調べてみました。

Amazon Q DeveloperとKiroの違い

AWS環境における生成AIを活用した超短期開発の実現に向けて使えそうなサービスは、Amazon Q DeveloperとKiroです。

これらを一言で表すと、開発工程の「作る・テストする」フェーズを強力に支援するコード自動生成アシスタントのAmazon Q Developerと、「要件定義・設計から使える」Kiroといった違いがあります。

この両者の違いだけで、ある程度どんなことができるか想像できますよね。

想像で終わるだけではもったいないので、各サービスの比較を初心者の方にも分かりやすく表形式でまとめました。

Amazon Q Developer vs Kiro 比較表
項目 Amazon Q Developer Kiro
概要 AWSのサービスを使ったシステム開発を専門的に手伝ってくれる賢いAIアシスタントです。 いつも使っているIDEやAWSコンソールで、コーディングの質問に答えたり、面倒な作業を手伝ってくれたりする、頼れる同僚のような存在です。 開発者の「こんなものを作りたい」という漠然としたイメージを伝えるだけで、設計から完成まで全ての作業を自律的に行ってくれる、AIエージェントです。 開発におけるあらゆる面倒ごとを引き受けてくれます。
導入により期待できること AWSの仕様を調べる時間が大幅に減り、プログラムを書く作業がとても速くなります。

また、書いたコードにセキュリティ上の問題がないかチェックしてくれたり、より良い書き方を提案してくれたりするので、プログラムの品質が向上します。

AWSのことで分からないことを質問すれば、公式の情報に基づいた最適な答えを教えてくれるので、自然とスキルアップにも繋がります。

開発者はコーディングのような具体的な作業から解放され、どんなサービスを作るか、どんな機能があればユーザーが喜ぶか、といった創造的なアイデアを考えることに全ての時間を使えるようになります。

システムの改善や問題対応も、人間が気づく前にKiroが自ら考えて実行してくれるため、常に安定したサービスを提供し続けることができます。

このサービスならではの特徴 AWSの公式ドキュメントや最新情報を深く学習しているため、AWSに関する回答の正確さが他のAIアシスタントよりも優れています。

普段お使いの開発ツールの中で直接対話できるので、作業を中断して別の画面を開く必要がありません。

プロジェクトにある全てのファイルを読み込んで、全体の文脈を理解した上でコードの追加や修正を提案してくれます。

開発者の頭の中にあるフワッとしたアイデアや言葉にできない意図まで正確に読み取る能力を持っています。

開発者はエージェントであるKiroに指示を出すだけでよく、開発のプロセスそのものに関わる必要がなくなります。

Kiro自身が生み出したプログラムは、Kiro自身が責任をもって完璧にチェックするため、人間による確認作業が不要になります。

活躍する開発工程 システムの設計段階での技術的な相談から、中心となるプログラムを作成する実装、そして完成した機能が正しく動くかを確認するテストの工程まで、開発者が実際に手を動かす場面で幅広く活躍します。

特に日々のコーディング作業では欠かせないパートナーになります。

開発者がアイデアを思いついた最初の瞬間から、設計、実装、テスト、公開、そしてその後の運用や改善まで、システム開発に関わる全ての工程をKiroが担当してくれます。
ユースケースの例 プログラムを書いていてエラーが出た時に、そのエラーメッセージを貼り付けて原因と解決策を質問する。

作りたい機能の内容を文章で伝えて、そのためのプログラムコードを生成してもらう。

既存の古いプログラムを、新しいバージョンに対応したコードに自動で書き換えてもらう。

AWSの特定のサービスについて、推奨される設定方法を尋ねる。

「若者に人気が出るような、写真共有アプリを作って欲しい」といった抽象的なお願いをする。

「このシステムの動きが最近遅いから、原因を突き止めて速くしておいて」と、改善を丸ごとお任せする。

「このアプリのデザインを、もっと現代的で洗練された見た目に変えて」と、感覚的な指示を出す。

Amazon Q DeveloperとKiroは開発をどう変えるのか?

最後に将来起きることを想像レベルでまとめてみようかと思います。

Kiroの場合

Kiroは、ChatGPTやGeminiみたいなチャット型のインターフェイスではなく、今はやりのAIエージェント的なサービスです。

AIは抽象的な指示で動くことはできますが、それっぽい動きをするだけでアウトプットは全然役に立たないことが多いです。

おそらく、Kiroも同じ問題が起こり得ますが、スペックやフックといった指示を書くことで役に立たない問題を回避できるようです。

しかも、プロンプト自体もKiroが出力してくれるので、高度で長文になりがちなプロンプトを作る手間も省いてくれます。

ITスキルのない人でも容易に自分で好きなアプリが作れるのは、いよいよシステム開発がエンジニアの特権ではなくなり、民主化が進みそうです。

AWSはエンジニア向けでしたが、非エンジニアの顧客獲得に動くかもしれません。

Amazon Q Developerの場合

そしてAmazon Q Developerは、要件から一気通貫で作ってはくれませんが、コーディングの補助というよりかはほぼコーディングを代わってくれます。

毎回、こちらの意図通りに動くプログラムを作ってはくれません。

でも、Amazon Q Developerがトライ&エラーを自立的に行い、動くところまでは作ってくれます。

そのため、人間のやることは、githubなどで差分を確認する程度です。

VScodeやintellJなどのIDEにインストールするだけで使えるので、簡単に導入できます。

AI時代のエンジニアの未来

Xで見つけた投稿で、「シニアエンジニアにAIを使わせて開発したほうが安く、新人が入るには自ら新人を脱却してからでないと仕事がない」とあり、確かになぁっと思わざる得ないです。

間口が狭まるのは残念な気持ちです。

これまでのように、実務未経験から手厚い研修を受けて一人前になる、というキャリアパスは過去のものになるのかもしれません。

もっと悲観的に考えれば、受け身の姿勢では、あっという間にAIに仕事が奪われてしまうでしょう。

一方で、AIを使いこなせさえすれば、経験の浅さをカバーし、ベテランエンジニアと対等に渡り合える可能性も秘めています。

取り残されないよう、AIを強力な相棒として使いこなす立場になりたいものです。

参考文献
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/amazonq/latest/qdeveloper-ug/what-is.html
https://www.itis.nssol.nipponsteel.com/blog/aws-qdeveloper-01.html
https://qiita.com/kikuziro/items/4d1930c9ed5ea70fd28e
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/introducing-kiro/
https://zenn.dev/hctaw_srp/articles/fdf113fb1cbb62

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