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エンジニア4年生、転職活動を振り返る【転職活動開始編】

Last updated at Posted at 2024-08-25

morieeeenyoと申します。エンジニア4年生です。
この記事を執筆中の今、わたしは転職活動を終え新しい環境でチャレンジしています。
未来の自分が過去を振り返る際の参考になるように、転職活動の振り返りをしようと思います。
誰かの参考になれば幸いです。

転職準備編
②転職活動開始編←今回はココ
③転職活動編
④退職交渉〜退職編
⑤有休消化編
の5本立ててお送りします、ぜひ最後まで読んでいってください!

転職を考えるようになった理由とタイミング

もともと社内異動でエンジニアになったこともあり、ずっと今の会社で働いていくつもりはありませんでした。
(だからこそ一つ前の記事に書いたような転職準備をしてきた、という側面もあります)
ただ、具体的にいつどういうタイミングで転職するのかの具体的なイメージは最初はありませんでした。

転職をすることを具体的に考えるようになったのは1年ほど前のことで、たまたまアサインされたプロジェクトががっつりクライアントのチームに飛び込んで開発するスタイルで、裁量高くプロダクトづくりに携わらせていただく機会に恵まれました(具体的にはカスタマーサクセスやセールスの方とも一緒に仕事をする機会があり、イチエンジニアもエンドユーザーの課題を身近に感じながら働ける環境でした。)。このプロジェクトでの経験を通じて徐々に、「一つのプロダクトにビジネスサイドも含めて裁量高く携わってみたい」という気持ちが強くなりました。

前職はクライアントワークが中心の会社だったのですがクライアントワークではビジネスにどれだけ深く関われるかが一定クライアントに依存します。これが「一つのプロダクトに長く深く携わりたい」という思いを叶える上でネックになると感じるようになります。たまたま上述のような理想的なプロジェクトに恵まれたものの、そういうプロジェクトは自分が見てきた限りではそう多くなかったのでプロジェクトを替わると自分の理想とする環境で働くことが難しくなるだろうという考えがりました。

また、現職ではジュニアメンバーの育成に力を入れており、一定以上経験を積むと育成業務を任されるのですがジュニアメンバーを育成していく上でどうしても自分のプレイヤーというか開発者としての欲求を抑える必要がありました(リソース配分的上開発業務の一部を割いて育成業務をやる必要があるのと、ジュニアメンバーに目線を合わせる必要があるためです)。もちろんプレイヤーとして手を動かすこともできるのですが、ジュニアメンバーの育成とそのための組織づくりと並行して行っていくキャリアと自分のやりたいことに尖らせるキャリアのどっちがいいんだろう?という悩みがありました。
そして自分のエンジニアとしてのキャリアを考えた時にジュニアメンバーの育成に注力するより、自分より経験のある人たちと一緒に働いて揉まれる方が長期的に見てポジティブだろうなという考えもありました。(どうしても自分より経験の浅い人たちとばかり仕事をしているとなかなか厳しいことを言ってくれる人が少なくなってきて天狗になってしまう気がしたんですよね)

もちろんこれ以外にも転職を考えるようになった理由はあるのですが、パブリックな場に書ける範囲で書くとこんな感じになります。

※こうして文字にすると1年前に突如としてこういう考えが湧いてきたように見えますが、実際には3ヶ月〜半年ほどぼんやりと感じていた理想と現実のギャップ、そのギャップに対するモヤモヤ感を今振り返って言葉にするとこういう感じかな、という思いで言語化しています

「転職してみようかな」と思ったタイミングの話

上記に書いたようなことを1年ほど前に感じていたわけですが、それでもすぐに辞めるぞ!とはなりませんでした。なぜかというと、社内のメンバーを見た時に、まだ自分が育成に関わってやるべきことがあると感じていたからです。やるべきことを投げ出してでも自分のやりたいことに向かって転職する、という選択も理論上あり得たかとは思いますがそれは自分としてはやりたくありませんでした。

やるべきこと、として具体的には以下の二つをやる必要があると考えていました。
これらが達成できたと思えたら転職に向けて動き出そう、と考えていました。

  • 今のプロジェクト(上述のもの)を自分が抜けても大丈夫だと思えること
  • 自分のチームのジュニアメンバーについて、自分が育成に関わらなくても大丈夫だと思えること。そのためにジュニアメンバーおよび育成担当者を育成すること

実際、上述のプロジェクトにアサインされてから1年ほどで上記のゴールを達成できたと感じた瞬間がありました。具体的には、同じプロジェクトで1年間一緒にやってきたメンバーやメンターとして担当していたジュニアメンバーが手がかからなくなるほどに成長してくれ、チーム内で新たな育成担当者が増えてきました。これは具体的な出来事があって気づいたというよりはふとした瞬間に「あれ、今かもしれないね?」と思ったという感じだったと記憶しています。あまり再現性のある話ではないのですが、第六感みたいなものだったような気がします。
(一生懸命プロジェクトゴールの達成に向かっているうちはあまり周囲の成長には気づかないような気がしていて、ある程度時間が経ったり区切りがついた時にふと気づくってこと、ありませんかね・・・笑)

そして実際にお世話になっているキャリアコンサルタントの方に相談に行きました。
この時、具体的には以下の点について話しました。

  • 自分の理想とするキャリアはどんなものか
  • 自分の理想を叶える上で現職ではどういう課題があるのか

そしてキャリアコンサルタントの方とのQ&Aを繰り返し、「たしかに転職して良さそうだね」と言っていただき転職活動を始めることになります。結構突っ込んだ質問で自分の理想や現職の課題を具体的に言語化することを要求されたのでちょっとびっくりしたんですが、特に準備をせずとも割とちゃんと言葉にできていたのでそれだけ自分の中で内省できていたということなのかなと思います。

転職するベストなタイミングについて

さて、今回は転職活動開始編ということで転職活動を始めるきっかけについて書かせていただきました。今振り返って大事だったと思うこととしては以下の3点です

  • 自分のキャリアで理想とするものを言語化する
  • 現職で得られるキャリアと自分の理想のギャップを言語化する
  • そのギャップを現職で解消できるのかどうか言語化する

この3つを言語化してそれでもなお転職した方がいいよね、となれば転職するべきなんだろうなと思います。隣の芝が青く見えるというか、現職に不満があって辞めるみたいなパターンもあると思うんですが何か特定の環境を絶対視するような選択というのはあまり望ましくないのだろうと思います。新卒から数えると転職やキャリアチェンジを5回ほど繰り返してきましたが、どんな環境にもポジティブな要素とネガティブな要素があったように思います。「どちらの環境にも良さはあるが、自分が欲しいのはこっち」という考えで選択できると選択した後の結果を自分ごととして受け入れやすいように思います。
(実際に転職した後の話は後日別の記事にて書きます)

ただ、今振り返るとこのくらいの余裕をもって転職活動を始められたのは当時のプロジェクトやチームメンバーに恵まれていたからなのだろうな、と思います。上述のような課題こそ現職にはありましたが、すぐにでも絶対に転職したい!と思うほどのものではなく基本楽しく働けていたように思います。面白そうな環境があるなら転職してみようかな、というくらいの気持ちでした。そう思わせてくれた前職の環境には感謝しています。

さて、次回は実際の転職活動について書きたいと思います。

↓次回はこちら↓

最後までご覧いただきありがとうございました。

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