Datadog APMを使ったTraceの改善を実装していたのですが、ローカルで動作確認したくなったので試してみたらいけました。その手順をまとめます。
1. Datadogアカウントに登録
多くの場合、会社のDatadog アカウントがあると思うのでこの手順はスキップで良さそうです。
以下のリンクの「無料で始める」ボタンから登録できます。
14日間無料です。
2. (Optional) APIキーの発行
初回登録時にAPIキーは自動で発行されたきがしますが、もしなければ発行してください。
Organization Setting > API Keysからできます。
3. Datadog Agentのインストール
初回登録時にDatadog Agentのインストール画面に遷移します。
もし忘れていた場合は、Datadog管理画面のIntegration > Agentからインストールできます。
4. Datadog Agentの設定
Datadog Agentのインストールが完了すると、メニューバーに骨のアイコンが追加されると思います。
「Open In Web UI」を押すとDatadog Agentの設定画面にアクセスできるので、Settingから
Datadog Agentの設定ファイルを編集しましょう。
api_key:
site:
logs_enabled: true
apm_config:
enabled: true
env: local
手元ではこの辺りの値を入れました。api_keyとsiteはインストール時点で入力されていると思います。
5. アプリケーション側でDatadog Agentにトレースを流す
railsであればddtraceのinitializerとかで設定していると思います。
Datadog.configure do |c|
c.agent.host = 'your host'
c.agent.port = 8126
c.service = "rails"
c.env = "local"
c.tracing.instrument :rails, service: "rails"
end
c.agentでagentの設定、e.envでDatadog Agentのenvを入れます。
c.agent.host
はDatadog Agentの設定画面の右上に記載があります。
c.agent.port
は特に弄らなければ8126になっていると思います。
6. アプリケーションを立ち上げて、動かす
しばらくするとTraceが流れてきます。
わーい
どういう時に役立つの?
ddtraceを使ってカスタムスパンを実装しようとしていたのですが、スパンがどうやって表示されるのかいちいちデプロイしなくても確認できるのがグッドですね〜。これで開発工数が半分以下になると思います・・・
少しでもお役に立てば幸いですmm