初めに、今回は、AWS上でのコンテイナー実行基盤・技術を中心に解説していきたいと思います。
ここで、記事①と記事③までは「EC2」の利用を前提としてきましたが、昨今のコンテナイナーブームに乗って、AWSでもDockerなどのコンテナ実行基盤・技術もAWS上で利用できるようになってきました。
Amazonのコンテイナー技術には「ECS,Amazon-Elastic-Container-Service」と「EKS,Amazon-Elastic-Kubernetes-Service」の2つがあります。前者は、コンテイナーのオーケストレイションをAWSに任せます。対する後者は、「Kubernetes」にこれを任せます。
※Kubernetesは、Googleの開発した技術・製品である。略して「k8s」(ケイエイツ)とも呼ぶ。
また「ECR,Amazon-Elastic-Container-Registry」と呼ばれる技術もあり、これを利用することで、カスタマイズしたコンテイナーイメージのAWS上への展開・デプロイが容易にできます。
最後に、AWS上でコンテイナーを実行する方法は2つあり、1つは「ECS」を利用する方法であり、もう1つは「AWS Fargate」を利用する方法です。前者は、OSやミドルウェアのアップデートやパッチ適用をユーザー自身が行う必要がありますが、後者にはその必要がありません。
いかがでしたでしょうか。
また懲りずに、AWS関連の記事を書いていきたいと思います。
それではまた~。