はじめに
Chromebookは軽くて持ち運びやすい一方で、そのままではPC向けの様々なソフトウェアのインストールができないために「開発環境を整えにくい」と思われがちです。
しかし、ChromebookにはLinux開発環境が搭載されており、これを使えばVSCodeを普通のPCと同じように使うことができます。
この記事では、Linux環境を利用してChromebookにVSCodeをインストールする方法を紹介します。
手順概要
- Linux開発環境を有効化
- パッケージを更新
- VSCodeをインストール
- 起動
- 拡張機能の追加
1. Linux開発環境を有効化
まず、ChromebookでLinuxが使えるか確認します。
- 設定を開く
- 左メニューから 「ChromeOSについて」 を選択
- 下のほうに表示されている「ディベロッパー」の項目から「Linux開発環境」を選択し有効化
これで、DebianベースのLinuxターミナルが使えるようになります。
このLinuxは仮想環境のようで、起動には少し時間がかかります。
2. パッケージを更新
ターミナルを開き、次のコマンドでパッケージを最新化します。
Debian系Linuxディストリビューションで利用可能なパッケージのリストを最新の状態に更新するためのコマンドを叩きます。
sudo apt-get update
次にキーリングをインストールします。
sudo apt-get install -y gnome-keyring
ちなみにBashコマンドの先頭のsudoは管理者権限で実行するという意味があります。
3. VSCodeをインストール
こちらの公式ページから.debのVSCodeをダウンロードします。
ただし.debにはx64、Arm32、Arm64の三種類があります。お使いのPCに合わせて選択してください。分からない場合は、
dpkg --print-architecture
と叩いてCPUのアーキテクチャを調べることもできます。
| コマンドの出力 | ダウンロードするパッケージ |
|---|---|
amd64 |
x64 |
arm32 |
Arm32 |
arm64 |
Arm64 |
ダウンロードが完了したら、ダウンロードフォルダの中のパッケージをダブルクリックしてインストールを実行してください。
4. 起動
使いたいプロジェクトのディレクトリで、
code
と叩くと、VSCodeが起動します。ファイル名を指定して開きたいときは、
code hello.c
のように記述します。
5. 拡張機能の追加
日本語化や、使用言語に合わせた各種の拡張機能の追加はLinuxコマンドからもできますが、WindowsやMacのようにVSCode上で簡単に行うことができます。