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写経がプログラミング学習に効く理由は「中毒性」にある

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「写経なんて意味がない」と思っていたころの話

プログラミング学習の方法のひとつとして「写経」という言葉があります。

コードを自分で打って書き写すことです。

実は私はかつて、この写経をまったく意味のないものだと思っていました。

「時間の無駄の極み」と見ていたのです。

しかし私が大きな誤解をしていたことに後から気がつきます。

プログラミングでいう「写経」の正体

「写経」とは、もともとお寺でお坊さんが経典を筆で書き写す行為のことです。

私はこのイメージから、「コードをペンで紙に書く」ことが写経だと思っていました。

「コンピュータ上で動くものを紙に書いても意味がない」というわけです。

しかしプログラミングでいう「写経」は、そういうことではありませんでした。

実際の意味はこうです。


  • 見本のコードを自分でキーボードから打ちながら学習を進めていくこと

これは私がプログラミング学習中、いつもやっていたことでした。

「写経をしたことがない」と思っていたのに、実は私もずっとしていたのです。

今も、新しいコードを学ぶときは同じようにしています。

なぜ写経には中毒性があるのか

私は写経を強くすすめています。

特に学習を始めたばかりのビギナーには、その効果は絶大です。

理由は単純で、「楽しい」からです。

中毒になってしまうからです。


自分でコードを書いていると、意図通りに動かないことがあります。

ケアレスミスや誤字脱字があるからです。

その一方で、書き写したコードがすぐに動くこともあります。

正しく書き写せたからです。


【 毎回成功するのではなく、不規則な間隔で成功する 】

こういったことには中毒性があります。

「間欠強化」と呼ばれるこの仕組みは、ギャンブルやゲームにも使われているものです。

しかし学習における中毒は、必ずしも悪ではありません。

「勉強が楽しい」という感覚こそ、学習を継続させる最大のモチベーションだからです。

自分で書いたコードの実行結果がすぐにわかる。

つまり「行動に対するフィードバック(成功か失敗か)がすぐにある」ということ。

これは写経だからこそ味わえる楽しさで、コードを読んでいるだけでは体験できません。

写経には他にも、「コードに慣れやすい」「記憶に残りやすい」「エラー対応能力がつく」「コードの基本形を覚えられる」といったメリットもあります。

学習を「苦」ではなく「楽」にするために

コードを打っていくことに、「時間がかかる」「面倒くさい」と感じる人もいると思います。

しかし特に初心者にとっては、写経はメリットの多い学習方法です。

人生の時間は有限です。

楽しい時間が多い方がいいのは、言うまでもありません。

プログラミング学習の時間を「苦」ではなく「楽(ラク・たのしい)」と感じながら過ごすために、写経はおすすめの方法のひとつです。

プログラミング学習の継続について書いた記事も参考にしてみてください▼

勉強のモチベーションが続かない本当の理由

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