バイブ・コーディングの時代
最近はAIコーディングが一般的になってきました。
• Cursor
• Claude Code
• v0
• Bolt
• Lovable
これらのAI開発ツールをほとんどの開発者は使っています。
ビギナーでも、いや、そもそもプログラミングの経験がない人でも使っています。
普通の日本語で指示を出すだけで、AIがアプリを作ってくれるからです。
AIにすべてを丸投げする「バイブ・コーディング」という言葉も、よく聞くようになりました。
そしてこういったAIツールの出すコードの大半はReactベースのものになります。
AIはオンライン上の情報を学んでいるからです。
オンライン上にはReact関係の情報がもっとも多いからです。
React学習者の2極化
こういう状況を見れば、次のように考えるのは自然です。
「Reactを勉強する人は減っている」
しかし実際はもう少し複雑です。
二極化が進んでいます。
一方が、「AIが全部書いてくれる。もう勉強する必要はないな」というグループ。
他方が、「AIの書いてくるコードがわからないな....。もっと勉強しなきゃ」というグループ。
どちらのグループになるのかは、その物事が当人にとってどれだけ大切なのかによります。
趣味としてなら、前者のグループの意識で十分です。
しかし、プロとして、仕事としてなら、当然後者の意識を持つことになります。
自分の理解できないコードで作り上げたアプリの責任は取れないからです。
AIの登場で「AIの書いたコードを人間が理解できない」という場面が増えました。
そのため、逆説的ですが、人間の開発者の学習熱が高まっているのです。
Reactの「体系的な理解」を求める気持ちが高まっているのです。
そしてこれはReactやフロントエンドに限った話ではありません。
私は半年ほど前に下記の記事を書きました。
この記事で触れているのは、AIによって基礎分野(アルゴリズム、データ構造、アーキテクチャ、セキュリティなど)の勉強を促す動きが広がっていることです。
AIによって、逆説的に開発者の学習意欲は高まっています。
そしてこれは日本だけの話でもなく、当然海外でも状況は同じです。
React入門が簡単になって起きたこと
AIのおかげでReactに入門するハードルは下がりました。
以前は環境構築で脱落する人が大勢いましたが、今ではそれもすべてAIで簡単に解決できます。
エラーメッセージも、そのままコピペするだけで、AIが親切に対応方法を教えてくれます。
入門の壁は無くなりました。
しかし入門後に別の壁が現れました。
「動いてはいるけど、なぜ動いているのか分からない.....」という問題です。
つまり今起きているのは、こういうことです。
AIによって「Reactに触る人」は増えた。
しかし「理解不足を感じる人」も増えた。
なんとなくAIを使って作ったものは、結局なんとなく動くアプリなのです。
• なぜ動いているのか、わからない…….
• どうやって新機能を追加するのか、わからない…….
• エラーが出た時どう対処するのか、わからない…….
「なんとなくの塊(かたまり)」になってしまう。
これがReact学習への関心が高まっている理由です。
同時に、AIによって「知識の断片化」はさらに加速しています。
これも体系的な学習の必要性を感じる人が増えているもう一つの理由です。
詳しくは下記記事をご覧ください▼