よく受ける質問と、私の答え
私はビギナーにプログラミングを教えています。
学習の進め方や、React・JavaScriptの効果的な学び方についてはmonotein.com/blogでもまとめているので参考にしてください。
さて、プログラミングを教えていると、時折り次のような質問を受けることがあります。
「IT資格の〇〇〇とか▲▲▲とか、取得した方がいいですか?」
私の答えは、かなりの確率で「No」です。
その理由を説明します。
資格が本当に必要な人とは
資格には「必ず取らなければいけないもの」があります。
医師・教員・会計士・建築士などの免許がそうです。
これらの職業では、資格なしに働けません。
また「その役職に就くには〇〇の資格が必要」「採用条件にTOEIC〇〇点以上」というケースもあります。
この場合も資格取得は必須です。
しかし、こういう状況にある人は多くありません。
それでも多くの人が資格を求めます。
「安心したいから」です。
資格を求める本当の理由は「安心」にある
例えば、日本語能力試験(JLPT)という資格試験があります。
日本語を勉強している外国人の方が主に受ける試験です。
私たち日本人がこの試験を受けようと思うでしょうか。
思いません。
自分が日本語を使えることは明らかで、わざわざ証明してもらう必要がないからです。
英語のTOEICや英検も同じです。
私も学生時代に受けましたが、今は受けようと思いません。
英語を使えるという自信があり、それを他人に証明してもらう必要を感じないからです。
逆に英語力に不安があれば、高スコアや上位の級を取って「認められたい」という気持ちが生まれます。
しかしそうして得た「安心」は、内側から湧き出る自信とは比べものにならないほど脆いものです。
「できる」が「知っている」より重要な理由
本来、資格取得はゴールに向かう「一つのステップ」に過ぎません。
しかしいつの間にか、資格取得自体が目的になってしまう人が少なくありません。
もっと言えば、「勉強すること」が目的になってしまうのです。
勉強というのは、ある意味ラクです。
- 自分一人で完結する
- 自分の世界にこもっていられる
- 誰かに傷つけられることがない
- 「やってるフリ」ができる、「進んでる感」を味わえる
この「勉強している状態が安心につながる」という構造は、多くの人がハマりやすいポイントです。
実際にプログラミング学習が続かない理由については、別の記事で詳しく解説しています▼
このような状態に陥らないために大切なのは、資格にフォーカスし過ぎないことです。
プログラミングであれば、知識よりも実践の方が重要です。
【 できる > 知っている 】
「その資格を使って実現したいゴール」に集中する方が、資格取得を目指すよりもはるかに近道であることが多いのです。
最終的なゴールを達成することで得られる「自信」は、資格で得る「一時的な安心」よりもはるかに長続きします。
資格勉強を始める前に、「自分はその資格に何を求めているのか?」を一度立ち止まって考えてみましょう。
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