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【Python3認定基礎試験】勉強方法

Last updated at Posted at 2024-12-23

はじめに

(対象:Python3(基礎試験)の受験を悩んでいる方、受験が決まっている方)

先日、Python3(基礎試験)に合格いたしました!

今回は、試験内容に関わる勉強方法や所感などを残します。勉強法などは、他の資格試験でも参考にできる部分があるかもしれません。

まず、今回受験するにあたり、

を用いて学習しました。

筆者のスペック

2024年
4月:未経験でIT企業に入社
~6月:Javaの研修を受講
9月:Java Silver11 合格
12月:Python3(基礎試験) 合格

Pythonは未経験で受験しました。

勉強期間

11月下旬~約1か月間

勉強方法

以下のような感じで勉強をしました。

①勉強開始日に、サイトの模擬試験の第1回目の問題を一通り眺めた。
②1日のタスクは、前日の復習1章分と当日新しく1章分を進めることとしていた。※ただし、理解不足だと感じる章は、都度復習していた。
③黒本の最終章(模擬試験になっている)で間違えた問題と、それに関連する章を解き直した。
④②③の要領で黒本を1周終えたら、サイトの模擬試験の第1回目の問題を解き、間違えた問題のみ見直した。※回答のみが表示され、解説がついていないので、少し自分で調べる必要がある。
⑤当日、黒本の最終章以外の全問題を解きなおし、間違えた問題のみ解説を読んだ。※計画性がなく、前日までに最終確認の実施ができなかったため、当日に机に齧りつくことになった。

以下、勉強する上で意識したことを書きます。

  • 復習に重点を置いた
    Pythonは触れたことがなかったので、知識ゼロからの勉強でした。そのため、分からない部分があっても1度で理解しきろうとは考えず、「明日復習するからある程度でいいや」と思うようにし、初見の章は50~70%の理解でいいこととしていました。その代わり、翌日の復習の時には、ほぼ完璧に理解するよう努めました。それでも、理解しきれないときもあるので、その時は、さらに翌日も復習するようにしていました。そのおかげか、黒本を何週も回さずに済みました。また、当日に全問題解くのはスピード感が大事ですが、それができたのは、日ごろから復習に時間を割いていたおかげだと思っています。
  • 隙間時間を活用した
    今回、あまり勉強時間が作れず、机でゆっくり勉強するということがほとんどできませんでした。そこで、隙間時間を活用しました。一番多かったのが朝の電車で、次に、ちょっとした待ち時間です。どちらも、目的の駅に到着する、順番が回ってくる、などタイムリミットがあるので、それまでにキリがいいところで終わらせたい、という気持ちが働き、非常に集中して取り組むことができました。周りに人がいるので、適度な緊張感を持つことができ、なにより、我が国の電車内は静かなので、勉強がはかどりました!

所感

(私が受験したの時の問題と同じ問題が出題されるとは限らないので、あくまでも参考程度にしてください。)

  • 黒本とまったく同じ問題は出題されなかった
    Java Silverを受験した時は、黒本と同じ問題が何問か出題されていたので、少し期待しましたが残念ながらそれはなかったです。
  • 試験は、黒本で問われていることとは異なるが、黒本ベース
    (上記の続き)ですが、黒本で学んだことが中心に出題されているのは間違いないと感じました。黒本では、基礎文法(メソッドや関数など)そのものが問われ、試験では、その文法を使った結果が問われたという印象です。
    例えば、黒本では「リストの要素や文字列の長さを返す関数とは?」というような問われ方、試験では「len('abc')の結果として正しいものは?」というようなというような問われ方でした。
    そのため、黒本で問われている関数やメソッドが理解できていれば、試験も問題なく解けるかと思います。
  • 正しいものを選択させる問題が多かった
    黒本では、誤っているものを答えさせる問題が多かったので、凡ミスしないよう構えていましたが、試験では1問くらいだったような気がします。それくらい、正しいものを選択する問題ばかりでした。
  • Pythonそのものの知識を頭に入れておくとよい
    ソースコードとは別の、暗記するしかない知識系問題のことです。40問中、10問くらいは出題されていた記憶があります。黒本でも何問か出題されているので、出てきたものは覚えるようにしていれば安心かと思います。
  • 黒本の最終章(模擬試験)が合格ラインを超えるようにしておけば安心
    黒本、本番試験、サイトの模擬試験の難易度は「黒本=最終章(模擬試験)<本番試験<サイト」でした。サイトの模擬試験は、本番よりも細かい部分が問われていたり、1問あたりのソースコードのボリュームも若干多めです。ですので、まず黒本の理解を最優先するのがいいと思います。サイトの模擬試験は、完璧を目指さなくてもよく、6割程度取れていたらOKだと感じました。ちなみに、サイトの模擬試験は第1回目のみ解きましたが、試験で1問だけ同じような問題が出ました。なので、黒本を優先にしつつも、サイトの模擬試験に触れるための時間を作っておくといいかもしれません。

試験に関して覚えておくとよいこと

  • 試験日までにOdysseyに登録し、IDとパスワードを控えておく
    この試験はPCで行いますが、試験開始直前に自分が使うPC上で、上記サイトのIDとパスワードでログインする必要があります。申し込み後に案内があるかと思いますが、事前に上記のサイトに登録しておくのがいいかと思います。忘れていたら、当日に登録させてもらえますが、当日は試験に全集中を注ぎ込めるように、事前に済ませておく方がベターでしょう。そして、IDとパスワードは、当日までは絶対に覚えておくようにしてください!
  • 問題に印をつけることができる
    後から見返したい問題にマークをつけ、一番最後にまとめて確認することができる機能が用意されています。また、回答していない問題も同様に、40問を解き終えた後に、一覧で見ることができます。なので、少し考えて分からない問題はどんどん飛ばすとよいと思います。回答した問題ももちろん見直せます。
  • 計算用紙は用意されない
    簡単な計算問題が1問か2問程度出題されますが、書くものは何も渡されないので(もちろん持ち込みも禁止)、暗算が苦手な方は少し練習しておくとよいかもしれません。
  • テスト終了後にアンケートが出てくる
    問題を解き終え、見直しも終わると、緊張しながら「テスト終了」ボタンを押されるかと思います(私はそうでした)。ボタン押下後に最初に表示されるのは結果ではなく、アンケートです。「〇〇はCMのあと!」をされた気持ちになりますので、こちらも覚えておくとよいかもしれません。

さいごに

Pythonは今キテる言語で(参考)、AIもどんどん私たちの日常生活に入り込んできていますので、これからもっと需要が増える言語のひとつだと思います。
また、今回の資格で、体系的に勉強を進めることができ、Pythonがどんな言語なのかを知るのにすごくいいと感じましたので、受験を悩まれている方は、ぜひ受験してみられるといいかと思います!
この記事が参考になったと感じていただけましたら幸いです。

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