Che7 で NEM (NIS1) のノードを立ち上げるための devfile.yaml

TL;DR 殆どの人には役に立ちません。

NEM を使ったブロックチェーン・アプリケーションの開発は、公開された API サーバを使うのが一般的です。クラウド IDE のワークスペース中で NIS を立ち上げる動機は、よほど限られたケースに限られるのではと思います。

また、現存する Eclipse/Che のホスティングサービス ¹ は、ユーザからの操作が一定時間無い場合にはワークスペースに紐付いたコンテナを全て落としますので、メインネットの同期まで、NIS ノードを立ち上げておくことも困難です。

ただし、独自にデプロイした Che インスタンスをお持ちの場合は、役に立つ…かも。

devfile.yaml は、過去に breaking change を起こした実績があり、まだ仕様が確定したと安心できる感じでもありません。Che7 にデプロイしても動かない場合には、このファイルをおいてある GitHub リポジトリ も参照してみてください。

metadata:
  name: nem-nis1-sample
components:
  - id: che-incubator/typescript/latest
    memoryLimit: 512Mi
    type: chePlugin
  - mountSources: true
    endpoints:
      - name: nodejs
        port: 4100
    memoryLimit: 512Mi
    type: dockerimage
    alias: nodejs
    image: 'quay.io/eclipse/che-nodejs8-centos:nightly'
  - mountSources: false
    endpoints:
      - name: wallet
        port: 7777
      - name: NIS
        port: 7890
      - name: servant
        port: 7880
      - name: NCC
        port: 8989
    memoryLimit: 2048Mi
    type: dockerimage
    volumes:
      - name: nem
        containerPath: /home/nem
    alias: nem-nis1
    image: pizzafactory0contorno/nem-nis1
apiVersion: 1.0.0

1. che.openshift.io や camino.pizzafactory.jp ↩