#この記事でやったこと
- M5Stackのボタンを押すと、LINEにメッセージ発信される
- 発信メッセージに時刻を入れる
- 以上をM5 UI Flowで構築
非常にシンプルですが、メモ代わりの記録として。
#M5 UI Flowを使う
M5 UI FlowはWebベースでM5シリーズをブロックプログラミングできるプラットフォームです。ブラウザから利用できるので、例えばリビングのソファーからiPadだけでM5Stackのプログラミングを気軽に楽しむこともできます。
準備としてM5StackにUI Flow対応のファームウェアを書き込みます。Macでのやり方として下記を参考にしました。
M5Stack UIFlowのファームウェア更新手順
わざわざ図にするほどでもないほどシンプルですが、アイコン収集がてら。
#IFTTTの設定
IFTTTのWebhookからLINE Notifyへの通知を設定します。定番なので事例はWeb上にたくさん転がっています。
ちなみに10月のIFTTT有料化の時にProアップデートしてしまっていたので活用しない手はありません。やってることは無課金でできる範囲の事ですが。
Event NameはM5Buttonとしました。
#M5 UI Flowのブロック構成
Aボタンを押す→NTP時刻取得→IFTTT Webhookに発信
時刻をValue1に入れてIFTTT側に受け渡しています。
変数IftttKeyには自分のIFTTTのKeyを設定します。
#完成
M5 UI Flow 画面右上の再生アイコンでM5 Stackにプログラムを転送します。
Aボタンを押すと時刻つきでLINE発信できました。
あとは各ボタンでメッセージ変えたりとか、色々使えそうですね。
#参考にした記事
M5StackのUIFlowからLINEに通知を送れるようにする方法
[LINE Notify を利用して UIFlow のプログラムで LINE に通知を送る] (https://qiita.com/youtoy/items/76586479c2d4c5893c5b)
#追記 NTPブロックの使用(2021.9.11)
HTTPSで時間取得を行なっていましたが、M5Flow(1.8.4)でNTPブロックが使用可能になっていたので、そちらを使うように変更しました。NICTの「http/httpsを利用した時刻配信」は2022年3月で終了します。それまでの間にも、周知のための時限停止が行われています。
非常にスッキリしましたね。
###参考
[ネットワークを利用した時刻配信におけるNTPへの一元化について
~ http/httpsを利用した時刻配信の終了に向けて~]
(https://jjy.nict.go.jp/httphttps-index.html)