はじめに:勉強は「やる気」より「習慣」だった
「勉強しなきゃ」と思いながら、気づけばスマホを眺めて1日が終わっている──。
そんな日々を繰り返していた私が、2週間で 勉強習慣を身につけ、AWS資格に合格する という自分でも信じられない経験をしました。
今回お伝えしたいのは「AWS資格の取り方」ではなく、
「勉強が苦手な自分でも習慣化はできる」という希望の話 です。AWSはあくまでその手段でした。
この記事が、かつての私のように「何をしても続かない…」と悩んでいる人の後押しになれば嬉しいです。
1. 私はこうして「勉強ゼロ人間」でした
これまでの私は、「何かを継続する」ことが本当に苦手でした。
- 高校・大学のテスト勉強はいつも一夜漬け
- 自己啓発書は買った時がピーク
- スマホに入れた英語アプリは1日で終了
つまり、勉強習慣ゼロの状態からのスタートでした。
2. 習慣をつける第一歩:「まず試験を申し込む」
最初にやったのは、「AWS資格の試験日を2週間後に予約する」ことでした。
これによって、自分を逃げられない状況に置きました。
重要なのは、「勉強する理由を未来に作ること」。
「やる気が出たら始める」ではなく、「やらざるを得ない状態にして始める」。
勉強の内容よりも、この“決め方”こそが、私にとっての習慣化の第一歩でした。
3. 最初のルール:「とりあえず10分だけ」
次に取り入れたのは、「1日10分だけやる」というルール。
10分なら、疲れていてもスマホをいじる代わりに取り組めます。
結果的に、“始める”ハードルを極限まで下げることで、気づけば30分、1時間と続く日も 増えていきました。
勉強を続ける人とやめる人の差は、才能でも意志力でもなく、
**「最初の一歩をいかに軽く踏み出せるか」**だったのです。
4. 1週間後の自分に驚く:振り返りで習慣が根づく
1週間経ったところで、「何をどれくらいやったか」を簡単にメモして振り返ってみました。
すると、「意外とやれてるじゃん…」と驚きました。
これが自信になり、**「せっかく続けたから今日もやろう」**という感情が自然に湧いてきたんです。
やる気よりも、「自分はやれる」という実感が、習慣化の推進力になると感じました。
5. 日常の中に仕組みを作る:「起きたらコーヒー→勉強」
勉強を日常の流れに組み込むために、
「朝起きたらコーヒー→勉強10分」とルール化しました。
このような “行動のトリガー”を作る ことで、
勉強が“特別なこと”ではなく、“歯磨きレベルの当たり前”になっていきました。
6. SNSでアウトプット:「知識の定着」と「人の目」
学んだことをブログに書くことで、学びがより深く定着しました。
それだけでなく、「人に見られている」感覚が、続けるモチベーションにもなりました。
勉強の継続には、「誰かに見てもらう仕組み」も意外と大きな支えになると感じました。
7. 完璧じゃなくていい:「今日は5分でもOK」に救われた
習慣化を邪魔する最大の敵は、「今日はできなかったから、もう終わり」という思考です。
私は、「どんなに疲れていても、問題1問だけ解く」と決めていました。
大切なのは、「続いている」という感覚を切らさないこと。
完璧を求めるのではなく、継続のハードルを極限まで下げることが、習慣を守る最大のコツでした。
8. そして、2週間後:AWS資格試験に合格
正直、試験前日は「ちょっと早すぎたかも…」と不安でした。
でも、試験が終わった瞬間、「受かってる気がする」と思えるほどには成長していました。
結果は合格。嬉しさもありましたが、それ以上に
「勉強が続けられた自分」に驚いたのが本音です。
おわりに:勉強は「才能」じゃない。「続け方」を知るだけ
勉強が苦手だった私でも、ちょっとした工夫で「勉強が続く人」になれました。
今回のAWS資格取得は、私にとって 「習慣化できたことの証明」です。
もしあなたが、「どうせ私には無理」と思っているなら、それは過去の私と同じです。
でも、習慣にはコツがあります。それを知るだけで、誰でも勉強は続けられます。
小さな一歩を踏み出すこと。それがすべての始まりです。
補足:私が実際に使った教材・勉強法
- 資格名:AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA-C03)
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使った教材:
- Udemy講座(模擬試験)
- Youtube(Black Beltなど)
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勉強時間:
- 平日:毎日 1時間〜1時間半
- 休日:毎日 2時間〜3時間
- 合計:約30〜40時間
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工夫したこと:
- ノートは取らず、クイズ形式で定着を優先
- 詳しく調べることや気になったことはMiroなどにまとめる