Claude Codeの公式Changelogをリリースから最速で翻訳・解説しています。
v2.1.140 はバグ修正中心のリリース。改善 3 件と修正 10 件が入っています。
今回の注目ポイント
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Agent ツールの
subagent_typeが大文字小文字・区切り文字を問わなくなった -"Code Reviewer"でもcode-reviewerに解決される -
/goalのサイレントハング修正 - hooks を全部止めた環境で進捗インジケーターが永久に回り続ける問題が解消 -
Plugin の silent ignore に警告表示 -
commands/等のデフォルトフォルダがplugin.json側の指定で無視されている時に/doctorで気づける -
claude --bgの "connection dropped mid-request" 解消 - バックグラウンドサービスが idle-exit する直前にだけ起きていた接続エラーを修正 -
/loopの無駄な wakeup 削減 - 完了通知を持つタスクへの冗長なポーリングを停止 -
Windows での event-loop stall 修正 - 存在しない
gh等の探索でwhere.exeが毎回同期再起動していた
Agent ツールの subagent_type が緩やかになった
対象読者: カスタムサブエージェントを Agent ツールから呼び出している人
"Code Reviewer" のような大文字混じり・スペース区切りの表記でも、v2.1.140 からは code-reviewer に解決されるようになりました。
{
"subagent_type": "Code Reviewer"
}
LLM がカスタムエージェント名を表記揺れで指定して失敗するケースが、これで消えます。
/goal のサイレントハングが直った
対象読者: disableAllHooks か allowManagedHooksOnly を設定している人(エンタープライズ環境に多い)
/goal は内部で hook を経由して状態を回しているため、hooks を全部止めると進捗インジケーターが永遠に回り続ける挙動でした。タイムアウトもエラーも出ないので、ユーザーは「動いているかも」と待ち続けるしかなかった。
v2.1.140 ではこの状況を検出し、/goal 起動時にメッセージを出して停止します。
settings.json 例:
{
"disableAllHooks": true
}
これまでは無言でハングしていたものが、/goal を叩いた瞬間に「hooks が無効化されているので使えない」と返すようになります。エンタープライズ環境で disableAllHooks を設定したユーザーが「壊れている」と誤認するパターンも回避できる。
Plugin の silent ignore が /doctor で見えるようになった
対象読者: 自作プラグインを書いている人
プラグインは commands/, agents/ 等のデフォルトフォルダを自動的に拾います。ただし plugin.json で commands キーを明示すると、フォルダ側は無視される(指定が優先される)。エラーも警告も出ない silent な挙動だったので、「commands/ に置いたのに認識されない」というハマりが発生していました。
v2.1.140 からは以下の 3 箇所で警告が出ます。
/doctorclaude plugin list/plugin
/doctor の出力に「commands/ が無視されている」旨が含まれるため、plugin.json の指定漏れに気づける。
その他の変更
| バージョン | カテゴリ | 変更点 | 概要 |
|---|---|---|---|
| v2.1.140 | 改善 | agent color palette 更新 | サブエージェント表示色を刷新 |
バグ修正一覧(v2.1.140)
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claude --bgが idle-exit 直前に "connection dropped mid-request" で失敗していた問題 - エンタープライズ endpoint security 環境でバックグラウンドサービス起動が失敗していた問題(起動猶予を延長)
- remote managed settings が 401 でリトライしない問題(force-refreshed token で 1 回だけリトライ)
- managed
extraKnownMarketplacesの auto-update policy がknown_marketplaces.jsonに永続化されない問題 -
/loopが完了通知を持つバックグラウンドタスクに redundant な wakeup をスケジュールしていた問題 - Windows で
gh等の missing executable がwhere.exeの同期再起動を毎チェック誘発し、event-loop が stall する問題 -
Readtool のoffsetが whitespace-padded /+-prefixed 文字列で validation 失敗する問題 - 設定ファイル hot-reload で symlinked settings が誤った変更検出と spurious
ConfigChangehook を発生させていた regression - native terminal cursor がフォーカス喪失時に入力 caret に留まらない問題
まとめ
v2.1.140 は新機能ゼロ、修正のみのリリース。/goal のサイレントハングや Plugin の silent ignore など、「動いているか分からない」状態が表に出るようになったのが今回の主軸。エンタープライズ環境(disableAllHooks や endpoint security)向けの修正もまとまって入っています。