Claude Codeの公式Changelogをリリースから最速で翻訳・解説しています。
v2.1.197 で Claude Code のデフォルトモデルが Claude Sonnet 5 に切り替わった。1M トークンのコンテキスト窓がそのまま使え、8/31 までは $2/$10 per Mtok のプロモ価格で動く。直前の v2.1.196 は安定性とセキュリティの修正が大量に入っている。
今回の注目ポイント
- Claude Sonnet 5 がデフォルトモデルに - 1M トークンのネイティブコンテキスト窓と 8/31 までの $2/$10 per Mtok プロモ価格付き (v2.1.197)
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組織デフォルトモデルに対応 - 管理者が org コンソールで設定、未選択時は
/modelに「Org default」と表示 (v2.1.196) -
コミット済み設定での MCP 自己承認を封鎖 - 信用していない workspace の
.mcp.jsonサーバーは⏸ Pending approval止まりに (v2.1.196) - バックグラウンドジョブ復帰で会話が消える事故を修正 - transcript の誤読で会話が永久削除されていた (v2.1.196)
- ストリーム監視がデフォルトで有効化 - 5 分間イベントが来ないストリームを自動で中断・再試行 (v2.1.196)
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MCP OAuth の
invalid_scope失敗を修正 - GitLab セルフホスト等の認可サーバーでログインが通らなかった (v2.1.196)
Sonnet 5 がデフォルトに、1M コンテキストもそのまま
v2.1.197 にすると、何も設定しなくてもデフォルトが Claude Sonnet 5 になります。
効きどころは 1M トークンのコンテキスト窓。デフォルトモデルでそのまま使えるので、長いログや複数ファイルを切らずに渡せます。
Introducing Claude Sonnet 5: now the default model in Claude Code, with a native 1M-token context window and promotional pricing of $2/$10 per Mtok through August 31.
プロモ価格は入力 $2 / 出力 $10 per Mtok、期限は 8/31 まで。アクセスには v2.1.197 への更新が必要です。
対象読者: 大きなリポジトリやログを丸ごと文脈に載せたい人、/model で固定せずデフォルトに任せている人。
コミット済み .claude/settings.json での MCP 自己承認が塞がれた
リポジトリに .claude/settings.json をコミットしておくと、そこに書いた .mcp.json のサーバーを自己承認できる穴がありました。claude mcp list や claude mcp get を叩いただけで、信用していないリポジトリの MCP サーバーが起動してしまう状態。
v2.1.196 で、これらのコマンドは自己承認済みのサーバーを起動しなくなりました。信用していない workspace では ⏸ Pending approval と表示され、手動で承認するまで動きません。
他人のリポジトリを clone した直後に claude mcp list を叩く運用をしている場合、これまで暗黙に起動していたサーバーが Pending approval で止まります。意図したサーバーなら手動で承認してください。
バックグラウンドジョブを起こしたら会話が丸ごと消える事故があった
バックグラウンドジョブを再開しようとすると、transcript の判定が実際の会話ファイルを誤読し、会話を永久削除した上で元のプロンプトを再実行してしまうバグがありました。
v2.1.196 で、誤読しても会話ファイルは退避されるだけになりました。削除はされません。バックグラウンドジョブを多用していて再開時に履歴を失ったことがあるなら、その原因は v2.1.196 で潰れています。
ストリーム監視ウォッチドッグが全プロバイダでデフォルト ON
CLAUDE_ENABLE_STREAM_WATCHDOG=0
5 分間イベントが届かないレスポンスストリームを検知して、中断・再試行する仕組み。v2.1.196 から全プロバイダでデフォルト有効になりました。無効化したいときだけ上の環境変数を 0 にします。
その他の主な変更
| バージョン | カテゴリ | 変更点 | 概要 |
|---|---|---|---|
| v2.1.196 | 新機能 | チャットの添付ファイルをクリックで開ける | Cmd/Ctrl + クリックで Finder/Explorer に表示 |
| v2.1.196 | 新機能 | セッションに読みやすい既定名 | 起動時に識別・メッセージしやすい名前が付く |
| v2.1.196 | セキュリティ |
--dangerously-skip-permissions の無言フォールバック修正 |
auto に落ちず bypass 警告を表示し、生成エージェントにも適用 |
| v2.1.196 | 改善 | バックグラウンドセッションの存続性向上 | プロセス停止・再起動・更新をまたいで長時間処理が生存 (Windows 含む) |
| v2.1.196 | 改善 |
/code-review のトークン削減 |
5 つの cleanup finder を 1 つに統合し約 25% 削減 |
| v2.1.196 | 改善 | 非 Anthropic ホスト時に Remote Control を無効化 |
ANTHROPIC_BASE_URL が非 Anthropic を指すと無効化、Bedrock/Vertex と挙動統一 |
| v2.1.196 | 修正 | PowerShell の git diff/git grep 等が失敗扱い |
exit 1 を失敗と誤判定していたのを Bash と揃えた |
| v2.1.196 | 修正 |
/context が Bedrock で全ツール群 0 トークン表示 |
Bedrock での集計表示を修正 |
| v2.1.196 | UX | agents ビューを ← 1 回で開ける |
フォアグラウンドで 2 回 → 1 回に短縮 |
まとめ
デフォルトモデルが Sonnet 5 に変わり、1M コンテキストと 8/31 までのプロモ価格が付いた v2.1.197 が今回の本命。直前の v2.1.196 は MCP の自己承認封じやバックグラウンドジョブの会話消失修正など、安定性とセキュリティ寄りの更新が中心です。更新の優先度は v2.1.197 が高い。デフォルトモデルと利用料が変わるので、更新後に /model で何が選ばれているか確認しておく。