Claude Codeの公式Changelogをリリースから最速で翻訳・解説しています。
v2.1.270 の中身は、v2.1.269 で入ったデグレの修正 1 件だけ。長く走らせたセッションで、Claude Code が読み取り専用の git コマンドにまで許可を求めていました。
- 対象: v2.1.269 で、しばらく走らせたセッション
- 症状: Bash ツールで実行する読み取り専用の git コマンドに、Claude Code が許可を求める
- 修正: v2.1.270
長く走ったセッションで git が許可待ちになる
Fixed read-only git commands in Bash unexpectedly asking for permission after a session had been running for a while (regression in 2.1.269)
v2.1.269 では、普段は確認なしで通る git コマンドが、しばらく使ったセッションで許可待ちになっていました。 Claude Code は、読み取り専用と判定した Bash コマンドを自動許可の対象にしています。
何分・何ターン走らせると出始めるのか、原文に数字はありません。原因の説明も、v2.1.269 で入ったという括弧書きだけでした。
読み取り専用の git コマンドの例は、過去の changelog に出ています。v2.1.30 では read-only mode の git log と git show のフラグが増えました。v2.1.128 では git diff が、grep や ls と並んで読み取り専用コマンドの例に挙がっています。
読み取り専用の自動許可は広がったり絞られたり
| 版 | 読み取り専用コマンドの扱い |
|---|---|
| v2.1.98 | バックスラッシュでエスケープしたフラグが読み取り専用として自動許可され、任意のコード実行に繋がる抜けを修正 |
| v2.1.111 | glob 付きの読み取り専用コマンド (ls *.ts など) と、cd <project-dir> && で始まるコマンドに許可確認が出なくなった |
| v2.1.214 |
file の -m / --magic-file と -f / --files-from 付きは自動許可から外れ、許可が必要になった |
| v2.1.270 | v2.1.269 で入った、読み取り専用 git に許可確認が出るデグレを修正 |
上の 3 件が自動許可の線引きを動かした変更で、v2.1.270 は v2.1.269 で崩れた分を戻す修正です。
98 件の翌日に 1 件
98 件を含む v2.1.269 の公開から約 24 時間半で、v2.1.270 が出ました。v2.1.270 に入ったのはこのデグレの修正 1 件で、新機能や設定キーの追加はありません。
前回: Claude Code v2.1.269|claude plugin eval でプラグインを採点|毎日Changelog解説