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Claude Code v2.1.173〜v2.1.176|availableModels の抜け道が塞がる|毎日Changelog解説

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Last updated at Posted at 2026-06-12

Claude Codeの公式Changelogをリリースから最速で翻訳・解説しています。

availableModels でモデルを縛る組織に一番効くリリース。v2.1.175 で allowlist が Default モデルにも適用され、v2.1.176 では ANTHROPIC_DEFAULT_*_MODEL 環境変数による抜け道も塞がりました。availableModels に書いたモデル以外は、Default でも環境変数でも選ばれなくなります。

今回の注目ポイント

  1. enforceAvailableModels で Default モデルまで制限 - managed settings で有効にすると allowlist が Default の解決先にも効く (v2.1.175)
  2. 環境変数によるモデル迂回を封鎖 - ANTHROPIC_DEFAULT_*_MODEL でブロック対象モデルへ逃がせなくなった (v2.1.176)
  3. /model picker が Default の解決先を表示 - プラン別に Opus / Sonnet が独立した行で並ぶ (v2.1.174)
  4. セッションタイトルが会話の言語で生成 - language 設定で言語を固定できる (v2.1.176)
  5. hook の if 条件がファイルパスで正しくマッチ - Edit(src/**)Read(.env) が効くように (v2.1.176)
  6. footerLinksRegexes でフッターにリンクバッジ - 正規表現マッチでフッター行にバッジを足せる (v2.1.176)

availableModels で縛ったはずのモデルが、抜けていた

availableModels の allowlist で縛ったつもりでも、Default モデルと環境変数の 2 経路が素通りしていました。174 から 176 にかけて、その両方が順に塞がれます。

v2.1.175 で追加された enforceAvailableModels は managed setting。有効にすると allowlist が Default モデルにも効き、Default が許可外のモデルに解決される場合は先頭の許可モデルにフォールバックします。user / project settings から managed の allowlist を広げることもできなくなりました。

v2.1.176 はさらに環境変数の経路を塞ぎます。ANTHROPIC_DEFAULT_*_MODEL で alias のモデル選択をブロック対象へリダイレクトできなくなり、/fast も allowlist 外のモデルへ切り替わる場面ではトグルを拒否します。

availableModels を managed settings で配っている組織は、v2.1.175 以降で挙動が変わります。ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL などで allowlist 外のモデルを指していた CI やスクリプトは v2.1.176 で弾かれるので、アップデート前に迂回設定の有無を確認してください。

表示側も 174 で追いつきました。/model のリストが Default の解決先モデルファミリーを隠していた問題が直り、Max / Team Premium / Enterprise では Opus、Pro / Team では Sonnet、従量課金の API アカウントでは Opus が、それぞれ独立した行で表示されます。

hook の if 条件が、ファイルパスで効くようになった

v2.1.176 で、hook の if 条件に書いたファイルパスのパターンが正しくマッチするようになりました。対象は Read / Edit / Write。

Edit(src/**)
Read(~/.ssh/**)
Read(.env)

どれも公式ドキュメントに載っている書き方ですが、実際にはマッチしていませんでした。修正後は「.env を読もうとしたら hook で止める」「src 配下の編集でだけフックを走らせる」といったガードが、書いた通りに動きます。

セッションタイトルが会話の言語で付く

v2.1.176 から、セッションタイトルが会話の言語で生成されます。日本語でやり取りしていれば、タイトルも日本語。

特定の言語に固定したいときは language 設定で指定します。英語と日本語を行き来するプロジェクトでも、タイトル一覧の言語が揃います。

その他の変更

バージョン カテゴリ 変更点 概要
v2.1.176 Bedrock 認証情報キャッシュの延長 awsCredentialExport の認証情報を固定1時間でなく Expiration までキャッシュ
v2.1.176 モデル auto モードの Opus フォールバック Opus 4.8 が無効な組織で auto が Fable 5 に失敗せず、利用可能な最良の Opus に切り替え
v2.1.174 操作性 wheelScrollAccelerationEnabled を追加 フルスクリーンでマウスホイールのスクロール加速を無効化できる
v2.1.174 VSCode /usage に使用量の内訳を追加 キャッシュミス・長コンテキスト・サブエージェント・skill / agent / MCP 別を 24h / 7d で表示
v2.1.174 内部 skill ホットリロードの差分送信 skill が1つ変わったとき、全リストでなく変更分だけ再通知
v2.1.173 モデル Fable 5 の [1m] サフィックス正規化 1M コンテキストが標準のため [1m] を自動で除去

まとめ

173 から 176 の主役は availableModels の締め直し。allowlist を managed settings で配っている組織ほど、Default モデルと環境変数の両面で挙動が変わります。

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