Claude Codeの公式Changelogをリリースから最速で翻訳・解説しています。
v2.1.198 で claude agents の背景エージェントが、worktree での作業を終えると確認待ちで止まらなくなりました。commit・push して draft PR を開くところまで自走。入力待ちと完了を知らせる Notification フックも増え、離席したまま結果を拾えます。
今回の注目ポイント
- Claude in Chrome が一般公開 - ブラウザ上で動く Claude が GA に。プレビュー版から正式版へ (v2.1.198)
- 背景エージェントが draft PR まで自走 - worktree での作業完了後、commit・push・draft PR 作成まで自動 (v2.1.198)
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背景エージェントの通知フック - 入力待ち・完了時に
Notificationフックがagent_needs_input/agent_completedで発火 (v2.1.198) - Explore がメインのモデルを継承 - haiku 固定をやめ、opus 上限でセッションのモデルを引き継ぐ (v2.1.198)
- サブエージェントとコンパクションが拡張思考を継承 - 委譲タスクで extended thinking 設定が引き継がれる (v2.1.198)
- ネットワーク瞬断でターンが落ちなくなった - ECONNRESET などの一時エラーはバックオフ付きで再試行 (v2.1.198)
背景エージェントが draft PR まで作るようになった
対象読者: claude agents で背景エージェントを並走させて開発している人
worktree での作業を終えた背景エージェントが、確認待ちで止まらなくなりました。 コードの変更が終わると、commit・push して draft PR を開くところまで自分でやります。これまでは完了時に確認を求めて止まっていた作業が、レビューできる PR の形で戻ってきます。
あわせて通知フックが増えました。入力待ちのエージェントは agent_needs_input、完了したエージェントは agent_completed で Notification フックを発火します。別ターミナルで走らせた背景エージェントの状態を、フック経由で拾えるようになりました。
背景エージェント周りの安定性修正も同時に入っています。完了・再開後もタスクパネルが「Running」で固まる問題、macOS で agents ビューを開いていると 52 秒ごとに「Reconnecting…」が出る問題が直りました。claude --bg を --print / -p と併用するとアタッチ不能なセッションが黙って作られていた不具合も、起動時に弾くようになりました。
Explore とサブエージェントの底上げ
Explore エージェントが haiku 固定をやめ、メインセッションのモデルを継承するようになりました(opus 上限)。コードベースを横断検索する Explore が、本体と同じモデルで動くようになります。
サブエージェントとコンテキストのコンパクションも、拡張思考(extended thinking)設定を継承するようになりました。委譲したタスクや要約処理で思考の深さが揃い、出力品質が上がります。
/agents ウィザードが廃止
/agents ウィザードが削除されました。サブエージェントの作成・管理は Claude に頼むか、.claude/agents/ を直接編集する運用に変わります。
ウィザードのフォーム操作でエージェントを組んでいた人は、v2.1.198 で /agents が使えなくなりました。.claude/agents/ 配下の定義ファイルは従来どおり有効なので、既存のサブエージェントはそのまま動きます。
その他の変更
| バージョン | カテゴリ | 変更点 | 概要 |
|---|---|---|---|
| v2.1.198 | 新機能 |
/dataviz スキル追加 |
チャート・ダッシュボード設計ガイドと、実行可能なカラーパレット検証ツール付き |
| v2.1.198 | ゲートウェイ | Claude Platform on AWS を追加 |
anthropicAws を upstream プロバイダに追加。model-not-found はフェイルオーバーを次に進める |
| v2.1.198 | 改善 | フォーカスモード強化 | ターン内で起動したサブエージェントが活動サマリに出て、完了通知は 1 カウントに畳まれる |
| v2.1.198 | 改善 | シンタックスハイライト精度向上 | highlight.js 11 へ更新。コードブロック・diff・ファイルプレビューに反映 |
| v2.1.198 | 改善 | API リトライの UX | 2 回目の試行後にエラー理由を表示。過負荷時はスピナーの代わりにステータスページのリンク |
| v2.1.198 | 修正 | AWS / Mantle の再認証 | STS トークン失効で /login を求められデッドエンド化する問題を、awsAuthRefresh の自動実行で解消 |
| v2.1.198 | 修正 | fullscreen のテーブル崩れ | markdown テーブルが右枠をはみ出して折り返す問題を修正 |
| v2.1.198 | 修正 |
.claude/rules/ の条件付きルール |
シンボリックリンク経由で対象ファイルに到達すると読み込まれない問題を修正 |
| v2.1.198 | 修正 | プランモードの読み取り自動許可 | プランモード開始のセッションで read-only ツール呼び出しが自動許可されない問題を修正 |
| v2.1.198 | 変更 | サブエージェントのメッセージ扱い | 起動元エージェントのメッセージは通常のタスク指示として扱う(ユーザー承認とはみなさない) |
まとめ
v2.1.198 の主役は背景エージェントの自走。draft PR を作る自動化と通知フック、安定性修正がまとまって入り、起動して放置しても戻ると PR ができています。Explore と委譲タスクのモデル・思考の継承で、サブエージェント全体の出力も底上げされています。