こんにちは。virapture株式会社でCEOしながらラグナロク株式会社でもCKOとして働いている@mogmetです。
最近韓国にいってきました。LINEフレンズよりもカカオフレンズのほうが人気があるようでした。
本日は2023/4のリリースノートをまとめました。
それでは早速見てみましょう!
firestore
OR/INクエリーの拡張
ORとIN句がflutter sdkでも使えるようになりました。
var q = db.collection("76012251").where(
Filter.or(
Filter("public", isEqualTo: true),
Filter.and(
Filter("author", isEqualTo: user.uid),
Filter("public", isEqualTo: false)
)
)
);
OR句に関しては下記を参照。
さらにIN句に使える条件の数制限が10→ 30に引き上げになりました。
大規模なリアルタイム クエリを理解する記事の作成
下記記事を作りました。
region endpointの構成
コードでリージョンエンドポイントを構成できるようになりました。
FirestoreOptions firestoreOptions =
FirestoreOptions.newBuilder()
.setProjectId(projectId)
.setCredentials(GoogleCredentials.getApplicationDefault())
// set endpoint like nam5-firestore.googleapis.com:443
.setHost(endpoint)
.build();
Firestore dbWithEndpoint = firestoreOptions.getService();
Realtime Database
CLIにdatabase:importコマンドを追加
JSONファイルをdatabase:importコマンドをつかって書き込めるようになりました。
既存のimportツールと同様に動くが、遥かに大きなファイルを処理できます。
Authentication
電話番号認証の拡張
Androidで電話番号認証をしている際に6月末までにセーフティネットが廃止されることになったが、Play Integrityを構成証明プロバイダーとして使用してアプリが変更されてないことを確認できるようになりました。
Firebase Android BoMを31.4.0にアップデートすることで機能します。
※Play Integrityを使うにはPlayのSHA-256署名キーをFirebaseコンソールに入力しておく必要があります。
※Firebaseのデータ開示において、Playストアでのアプリのプライバシーの詳細が正確かつ完全であることを確認しておいてください
多要素認証にTime-based One-Time Password (TOTP)を追加
ワンタイムコードを発行して認証する多要素認証(MFA)を追加しました。
傍受ができないためTOTPの方がSMSベースのMFAよりも安全です。
プロジェクト レベルでMFAの2つ目の要素としてTOTPを有効にするには、次のコマンドを実行します。
import { getAuth } from 'firebase-admin/auth';
getAuth().projectConfigManager().updateProjectConfig(
{
multiFactorConfig: {
providerConfigs: [{
state: "ENABLED",
totpProviderConfig: {
adjacentIntervals: {
NUM_ADJ_INTERVALS
},
}
}]
}
})
REST APIを使用してTOTP MFAを有効にするには、次のコマンドを実行します。
curl -X PATCH "https://identitytoolkit.googleapis.com/admin/v2/projects/PROJECT_ID/config?updateMask=mfa" \
-H "Authorization: Bearer $(gcloud auth print-access-token)" \
-H "Content-Type: application/json" \
-H "X-Goog-User-Project: PROJECT_ID" \
-d \
'{
"multiFactorConfig": {
"providerConfigs": {
"state": "ENABLED",
"totpProviderConfig": {
"adjacentIntervals": "NUM_ADJ_INTERVALS"
}
}
}
}'
App Distribution
テスターグループの拡張
初期リリースをテスターに送信するときにプロジェクト、または、Firebaseコンソールのグループでテスターを検索できるようになりました。
また、ユーザが存在しない場合は直接Testerを追加できます。
Google I/O 2023
2023/5/10にGoogle I/Oを実施します!
まとめ
まとめると、
- firestoreのIN/OR句を拡張(IN制限の数も30個に引き上げ)
- 電話番号認証の最新対応
- MFAにTOTPの追加
- Realtime DatabaseのCLIにdatabase:importコマンドを追加
- App Distributionのテスター管理の拡張
- Google I/O 2023の開催
になります。
もぐめっと的にはIN/OR句の拡張がとても大きいリリースでした!
より検索機能が使いやすくなってきているので幅が広がっているのを感じます。
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