ハッシュとは
ハッシュとは、キーと値の組み合わせでデータを管理するオブジェクトです。
配列は複数の値を並べて管理するのに対して、ハッシュはそれぞれの値にキーと呼ばれる名前をつけて管理します。
ハッシュの作成
ハッシュを作成する場合は、以下のような構文(ハッシュリテラル)を使用します。
index.rb
#キーと値の組み合わせを2つ格納するハッシュ
{キー1 => 値1, キー2 => 値2}
(例)
キーと値の間は、=>で繋ぎます。要素と要素はコンマ(,)で区切ります。
index.rb
{"fruit" => "apple", "color" => "red}
ハッシュは、Hashクラスのオブジェクトです。
コンソール上で空のハッシュ{}を作成し、そのクラス名を確認すると、Hashとなっていることがわかります。
{}.class
結果
=> Hash
ハッシュを変数に代入
ハッシュを変数に代入できます。
(例)
index.rb
fruit = {"apple" => "red", "lemon" => "yellow", "melon" => "green"}
puts fruit
結果
{"apple" => "red", "lemon" => "yellow", "melon" => "green"}
要素の出力
ハッシュの各要素の値は、対応するキーを使って出力することができます。
(例)
index.rb
fruit = {"apple" => "red", "lemon" => "yellow", "melon" => "green"}
puts fruit["apple"]
結果
red