はじめに
前回はGenymotionという仮想端末で高速なデバッグを行う方法をご紹介致しました。
しかし、Androidアプリケーションの開発で避けて通れない道が最終的な実機デバッグです。
大量の端末で実機デバッグを行う際に端末を1台1台USBケーブルで繋ぎ変えてADBでアプリを転送するのは面倒ですね。
今回はそんな煩わしさから開放してくれるDeployGateと呼ばれるサービスをご紹介致します。
deploygate.com
DeployGateはmixi様の運営するサービスで1年位前に開始されて話題になっていました。
当時はあまり多くの端末で検証することはなかったのですが、近年のめまぐるしい国内販売端末の増加に伴い、
作成するアプリがサポートするAndroidのOSバージョンの幅が広くなったので
若干のコード変更でも10台位の端末を用いて動作検証する感じになってきました。
そこで冒頭で述べた通り、1台づつインスコしてデバッグするのは時間かかるしまんどくせ('A`)となるわけです。
いい感じに端末デバッグを行う方法を模索していたところ、
AndroidBazaar&Conferenceで発表されていた「DeployGate」を思い出して使ってみたら便利そうだったので
開発しているプロジェクトのメンバーの方々への情報共有を兼ねてここに書き綴ろうと思います。
使ってみる
Web側
会員登録の手順はエンジニアの勘にお任せしますね ニコッ
※サイト自体が全体的にわかりやすく作られてるので大丈夫なはず。
下図のスクショはログインした状態でのDeployGateトップページです。
近況のタイムラインになっているのでメンバーの動向等が確認しやすいです。
アイコンがかわいいタイムラインの図
アイコンについているFreeのラベルは現在のプランを示しています。
用意されているプランの概要は以下の通り
料金プラン
項目名 | Free | Lite | Pro | Biz |
---|---|---|---|---|
アプリ数 | 4 | 10 | 50 | 100 |
共同開発者 | 2 | 5 | 25 | 100 |
バージョン履歴 | 5 | 15 | 100 | 1000 |
配布ページ | 1 | 2 | 5 | 10 |
配布端末数 | 20 | 100 | 3,000 | 30,000 |
月額料金(税込) | 0円 | 525円 | 3,650円 | 9,975円 |
一見、フリープランでは少し物足りない気がしますが、
実はチュートリアルをクリアすることである程度値を増やせるのです!