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AWS Cloud9の環境構築 Rubyを最新の安定版にアップデートする

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Cloud9の環境でプリインストールされている「RVM」を使っています。

現在のRubyの最新の安定版のバージョンを確認する

公式サイトで確認できます。
Rubyのダウンロードページ

2020/6/3時点で最新の安定版は2.7.1でした。

Cloud9の環境でインストールされているRubyのバージョンを確認する

listコマンドでインストールされている(切り替えることができる)Rubyのバージョンの一覧を表示します。
rvm list

デフォルトで入っているバージョンが2.7.1ではなかったので追加でインストールします。

RVMでインストール可能なRubyのバージョンの一覧を表示する

rvm list known
インストール可能なRubyのバージョンの一覧が表示されます。

[ ]で囲まれた部分はバージョンを指定するときに省略できる部分です。
MRI の一覧にインストールしたいRubyのバージョン「2.7」が含まれていませんでした。この場合、RVMの更新が必要です。
AWS Cloud9でRVMのアップデートをする - Qiita

メモ:
MRI (Matz’ Ruby Implementation)は最も一般的なRubyの処理系。

バージョンをゆるく指定してRubyをインストールする

バージョン2.7をインストールする場合は以下のようにコマンドを入力します。
rvm install 2.7

処理が終わったらインストールができたか確認します。
rvm list
でインストールされているRubyのバージョンの一覧を表示します。

インストール完了です。

rubyコマンドでも現在のバージョンを確認できます。
ruby -v

バージョンを細かく指定してRubyをインストールする

書き方はゆるく指定するときと同じです。
バージョン2.3.1をインストールする場合は以下のようにコマンドを入力します。
rvm install 2.3.1
エンターキーを押すとインストールが開始されます。

インストールできたか確認します。
rvm list
2.3.1が追加されたことが確認できます。
image.png

記号の意味

=> - current(現在使用中のRubyのバージョン)
=* - current && default(現在使用中かつデフォルトのバージョン)
* - default(デフォルトのバージョン)

使用中のRubyのバージョンを切り替える

rvm use <バージョン>

例えば2.7.0を使用するには以下のコマンドを実行します。
rvm use 2.7.0

切り替わったかどうかの確認はrvm listです。
現在使用中のバージョンは「=>」か「=*」で選択されます。

rubyコマンドでも現在のバージョンを確認できます。
ruby -v

デフォルトで使うRubyのバージョンを設定する

2.7.0をデフォルトに設定する場合のコマンド
rvm --default use 2.7.0

rvm list で確認

「*」が付いているのがデフォルトの印。

インストールしたRubyを削除する

rvm remove <version>

削除するバージョンを入力してコマンドを実行します。
rvm remove 2.3.8

処理が終わったら
rvm ls
で一覧から消えていれば、削除されたことが確認できます。

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