Cloud9の環境でプリインストールされている「RVM」ですが、Rubyの最新の安定版をインストールする際にRVMをアップデートしないといけなかったのでメモします。
RVMとは
RVMはRuby Version Managerの略です。
Rubyのバージョンを管理するのに使います。
例えばインストール、アンインストール、バージョンの切り替えなどを実行できます。
公式サイト
RVM: Ruby Version Manager - RVM Ruby Version Manager - Documentation
RVMのサイトからキーをインストールしておく
セキュリティを確保するため、RVMでは署名をチェックしています。キーをインストールしていない場合はしておきます。
RVM: Ruby Version Manager -
からコマンドをコピーします。トリプルクリックすると便利です。
Cloud9のコンソールで、sudo(root権限で実行)の後にコマンドを貼り付けて実行します。
これでキーをインストールできました。
RVMのバージョンを確認する
今1.29.8ですが、これを1.29.10にしたいんです!
RVMのバージョンを更新する
アップデート(アップグレード)はgetコマンドです。
rvm get <version>
1.29.10に更新したい場合は以下のようになります。
rvm get 1.29.10
確認のため、RVMのバージョンを表示します。
rvm -v
これでアップデートできました。
(おまけ)RVMのヘルプを表示する
コマンドを調べたいときに使います。