漠然と何かを作りたいじゃないか!
Visual studioのコンソールアプリを使って、大規模データの格納やふるい分け等を行っていた。C#を使わなくてもよかろうにと思う作業もあったが、なんだかんだ使っていた。
正直自分しか使わなければ条件分けした入力なんかはコンソールアプリケーションで十分だったわけであるが、こういうことができないかと友人に言われたとき、渡したものがコンソールアプリケーションでの操作だとまぁ使いづらいことこの上ない。
やっぱ簡単操作って大事!見やすいって大事!でもそんなこだわってらんないじゃん?
そんな時目に付いた『Windowsフォームアプリケーション』。
絶対もっと使い方のある簡単便利なWindowsフォームアプリケーションのお話はここから。
他人が...扱えるっていうのか?...
まずはコンソールアプリケーションで超簡単な足し算の電卓でもつくってみましょかね。
Visual studioを立ち上げてコンソールアプリを選択。
とりあえずコードをスイスイスイと。ほんっと、こんなコード誰も使わないだろってくらいの足し算コードを1つ。
Console.WriteLine("1つ目の値を入力してください");
var num1 = int.Parse(Console.ReadLine());
Console.WriteLine("2つ目の値を入力してください");
var num2 = int.Parse(Console.ReadLine());
var result = num1 + num2;
Console.WriteLine("足しました");
Console.WriteLine(result);
さぁとりあえずボタンを押して実行実行。1つ目の値を2、2つ目の値を3としてコンソールアプリケーション上に入力。
結果はこんな感じ。想定通り...だけどもですよ!!
自分以外の誰かが使う場合には?...使いづらいっすよねぇ?...
1回きりの使用であれば「こんなもんでも構やしねぇぜ!」って話かもしれませんが、複数回再使用するなら「あれ、ここに打ち込むのどんなものだっけ?」とか生じうると思いませんか?
でもわざわざ他人のためにボタンを作ったり、視覚的にわかりやすいものを作るには労力が惜しい!
というわけで、頼みましたぜ!『Windowsフォームアプリケーション』先生!
なんてこった!ボタンがこんな簡単に!
アプリケーション、それはこちらの動きに反応を示すもの。と、独論を展開したところで、Windowsフォームアプリケーションを使ってみようのコーナー。
Visual studioを立ち上げて今度はWindowsフォームアプリケーションを選択。
さて、こんな画面が出てきたところでツールボックスからButtonを選択、Formの中で1回クリックして配置。
で、出来たぞ...!ボタンだ!ボタンが出来たんだ!!
とまぁこんな調子でtextboxやLabelも配置してしまいましょうか。
label1とかのままだと味気ないので、labelを選択後、右下のプロパティ画面からtextを変更。
Textというところを変更してenterを押せば変更が反映される。いろいろなtextを変更してできたのがこちら。
やだ、もうすでにそれっぽい(超浮かれ)。
このままではもちろん動かないので、コードを書いていきます。
『足すぜ!』と書かれたボタンをダブルクリックするとコードウィンドウに移動。
そして実行して、Formが出てきて、値1と値2を入力
押すぞ!押すぞ!!ボタンを押すぞ!!!
出たぞ!結果が出たんだ!!
というような感じ。こっちの方がやっぱり視覚的に他の人も使いやすいと思いませんか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
他にもツールボックス内には様々なものがあのでご自分の目でお確かめください。
他人にわかりやすく、労力は少なく、そんなことができちゃうWindowsフォームアプリケーションはいい子やなぁ...。
ここで(お金的な意味で)全く私の利益にはならない参考書のご紹介。
今回の内容は、2018年第1版発行、藤本邦昭先生が書かれた『ゼロからはじめるVisual C#入門 基礎とアプリケーション作成』を参考にしました。ご興味のある方は是非。
特に大学生諸君!図書館に急げ!