まえがき
おつかれさまです。mochiです。
今回は、Google CloudのAssociate Cloud Engineer(ACE)資格試験に合格したため、それまでの準備期間や本試験時の所感等を皆様に共有できたらと思います。
Google Cloud ACE試験とは
ACEは、Google Cloudの基本的な実装や各種サービスの総合的な理解度をチェックする認定資格です。範囲はかなり広いものになっており、Compute engineやCloud Storage、Cloud Spannerだけにとどまらず、Pub/Sub、GKE等一通りのサービスを理解しないと、合格はできないと思います。
認定資格の公式サイトから、詳細な試験ガイドを確認することが出来ます。
時間: 2 時間
登録料: $125(税別)
言語: 英語、日本語、スペイン語、ポルトガル語
試験の形式: 50 ~ 60 問の多肢選択(複数選択)式 ※50問でした。
試験の実施方法としては、他のベンダー試験と同様で試験会場に赴くオンサイト試験か自宅から実施できるリモート試験かを選択することが出来ます。
ACE資格の再認定は、認定を得た日から3年間有効です。
試験準備に使用した教材
Google公式の模擬試験
こちらを使用して、自分の中での理解度をチェックすることが出来ました。
問題数は20問と少ないですが、実際の試験に近い形式で問題を何度でも解くことが出来ますので、非常におすすめです。
【Udemy】Google Cloud Associate Cloud Engineer模擬問題集
こちらの問題集を購入し、何周もして間違えた解答の意味まで、しっかりと理解をするようにしました。私はCloud Digital Leaderの資格を取得していることもあり、特に参考書等によるインプットは行いませんでした。
本試験の体感
本試験では、かなり問題の難しさを感じました。やはり、コンピューティングやストレージ、DBやKubernetesに関する網羅的な知識と、それらのサービスを使用して会社の複雑な要件に対応するにはどう活用すべきかを問われるような問題が多かったです。
単純にサービス名を問われるような問題は1問も出題されませんでした。
体感、Udemyの問題集からの出題は半分程度だったでしょうか。残りは時間使って何度も見直しして、かろうじて受かったような感じです笑
クラウドの知識だけではなく、IPアドレスの基礎的な知識やブルーグリーンデプロイメント、カナリアデプロイなどのUX向上に関する知識も無いと問題が解けません。また、gcloudやkubectl、gsutilなどのコマンドに関する問題も頻出しました。そのため、要件に応じて適切なコマンドを使用できるように理解しておく必要があります。
合格に近づくには、とにかく問題を解くこととGoogle推奨の各ベストプラクティスについてしっかりと抑えておくことを強くお勧めします。
あとがき
ここまでお読み頂きありがとうございます。
今回なんとか資格試験に1発合格できましたが、正直危なかったです笑
クラウドの資格試験は毎回危ないですが、合格さえできればオールオッケーです!!
これからACE試験を受けようと考えている方に、この記事が少しでも役立つことができれば、非常に幸いです。
2024年、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。