最初に
お久しぶりです。mochiです。
新たにRealForceのRC1キーボードを購入して無性にテキストを入力したくなっているのと、現在はAWSの新資格であるGenerative AI Developer-Professionalの勉強をしているので、恐らくそこで頻出してくるであろうAmazon Bedrockについて少しまとめてみようと思います。
Amazon Bedrockとは?
Amazon Bedrockは、さまざまな基盤モデル(Foundation Model)を、Serverなどのインフラ管理不要で利用できるAWSのフルマネージドサービスです。
AWS公式では、
主要なAI企業の高性能基盤モデルに安全にアクセスし、生成AIアプリケーションを構築・スケーリングできるサービス
として説明されています。
Bedrockのユースケース
近年、生成AIの活用は急速に進んでいます。
- 社内文書を検索して回答するチャットボット
- コールセンターの会話要約
- 文章の自動生成
- 画像生成
- AIエージェントによる業務自動化
これらを実現する際、多くの企業が直面する課題があります。
「どのAIモデルを選べば良いのか?」
「GPU環境の構築は必要なのか?」
「セキュリティは大丈夫なのか?」
このような課題を解決するサービスがAmazon Bedrockです。
Bedrockの特徴
①複数のFMを利用できる
Bedrock最大の特徴は、1つのサービスから複数のAIモデルを使えることです。
| 提供元 | 代表的なモデル |
|---|---|
| Amazon | Nova,Titan |
| Anthropic | Claude |
| OpenAI | GPT |
| Meta | Llama |
| DeepSeek | DeepSeek |
用途に応じて、要約に強いモデルやコーディングに強いモデル、コスト重視のモデルなどを簡単に使い分けることができます。
②サーバレスで利用できる
通常、LLM(大規模言語モデル)を運用する場合は、
- GPUサーバの準備
- 推論基盤の構築
- スケーリング設計
などが必要になります。
しかし、Amazon BedrockではAPIを呼び出すだけで利用することができます。
つまり、AIモデルの利用に集中できるのです。
③高度なセキュリティ
企業利用では、入力したデータが学習に使われないかが非常に重要です。
Amazon Bedrockでは、顧客のプロンプトやレスポンスは、AWSモデルの学習には利用されないとされています。
そのため、
- 社内文書
- 顧客情報
- 業務データ
を扱う企業でも導入しやすい仕組みになっています。
Bedrockの代表的なサービスをご紹介します
Agents for Amazon Bedrock
AIエージェントを構築します。
LambdaやAPI Gatewayと連携し、業務処理を実行できます。
Knowledge Bases for Amazon Bedrock
RAGを簡単に実装できる機能です。
S3に保存したPDFなどから、自動でベクトル化、検索基盤を構築することができます。
補足で、RAGとは検索拡張生成のことであり、AIが回答する前に事前にトレーニングされた情報だけでなく社内文書や指定したデータベースなどから関連データを検索し、それを元に回答を生成する技術のことです。
Guardrails for Amazon Bedrock
生成AIの安全性を高める機能です。
制御できる内容としては、下記です。
- 有害表現の抑制
- PII(個人情報)のフィルタリング
- 特定トピックのブロック
- 出力ポリシーの適用
利用イメージ
簡易的ですが、このような構成であればすぐにBedrockを使用することができます。
利用者
↓
API Gateway
↓
Lambda
↓
Amazon Bedrock
↓
Claude/Nova/GPTなどモデル呼び出し
最後に
Amazon Bedrockは、「生成AIをAWS上で安全かつ簡単に利用するためのプラットフォーム」です。
特にAWS利用企業やセキュリティ要件が厳しい企業、RAGやAIエージェントを構築したいと検討している開発者にとって有力な選択肢となるかと思います。
AWSマネジメントコンソールからBedrockを選択すると、Amazon Bedrock PlayGroundという機能も存在しています。
これは実際に自身のアーキテクチャに組み込む前にモデルのレスポンスなどをテストすることができます。
個人でも遊ぶことができますので、コストには気を付けつつ試してみても良いかもしれません。
Gen-AI Developer Professional試験も現在対策中ですが、Bedrockに関する設問は頻出しそうです。。。
私自身、まだまだ勉強不足ですので実際にもっと実機を触りつつ理解に落とし込むようにします🔥
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
参考サイト