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Python文法まとめ【list型】

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はじめに

こちらの記事でPythonの型についていくつかご紹介しました。
四則演算と型
上記は値単体についての型ですが、
この記事では複数の要素を含む型について記述します。

list型

変数 = [] # 空のリスト
変数 = [n1, n2, n3]

の形で、複数の要素を扱うことができます。
[] (角括弧/ブラケット)内で,で要素を区切ります。

サンプル
score = [3, 20, 11, 5, 2]
daifuku = ['いちご', '', 'クリーム']
print(score)
print(daifuku)
実行結果
[3, 20, 11, 5, 2]
['いちご', '豆', 'クリーム']
サンプル
title = '三四郎'
age = 23
book = [title, age, '夏目漱石', 1908]
print(book)
実行結果
['三四郎', 23, '夏目漱石', 1908]

整数や変数など、ことなる型を同時に格納できます。

リスト同士の操作

サンプル
sat = [1, 8, 15, 22, 29]
sun = [2, 9, 16, 23, 30]
s_s = [sat, sun]
hd = sat + sun
print(s_s)
print(hd)
実行結果
[[1, 8, 15, 22, 29], [2, 9, 16, 23, 30]]
[1, 8, 15, 22, 29, 2, 9, 16, 23, 30]

カンマで区切るとそれぞれのリストを保持したリストを生成します。
足し算の形式で記述すると、それぞれのリストの要素を結合したひとつのリストを生成します。

インデックス

リストの中に要素がいくつ存在するか調べるには、len()を使います。

サンプル
ice = [1, 3, 7, 8, 10, 11]
len(ice)
実行結果
6

リストの中から要素をひとつ取り出したい場合、
インデックスを指定します。
先のリストで、3番目の要素はなんでしょうか?

サンプル
print(f'リストの3番目は{ice[3]}です。')
実行結果
リストの3番目は8です。

リストの要素は、先頭をゼロ番目と数えます。
要素の数が6の場合、末尾のインデックスは5です。

要素の操作

要素をひとつ増やしたい場合、append()を利用します。

サンプル
ice = [1, 3, 7, 8, 10, 11]
ice.append(12)
print(ice)
実行結果
[1, 3, 7, 8, 10, 11, 12]

インデックスを指定して増やす場合、insert()を利用します。

サンプル
ice.insert(2, 5)  # 2番目に5を挿入する
print(ice)
実行結果
[1, 3, 5, 7, 8, 10, 11, 12]

要素を削除したい場合、remove()を利用します。

サンプル
ice.remove(11)
print(ice)
実行結果
[1, 3, 5, 7, 8, 10, 12]

forと組み合わせる

リストの要素をひとつずつ順に表示するプログラムです。

サンプル
for i in ice:
  print(i)
実行結果
1
3
5
7
8
10
12

複数要素を扱う型はこの他に、dict型やtuple型、set型などがあります。

おわり

お役に立てたら幸いです。

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