いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!
今回は2025.04.17(木)に開催したエンジニアのためのMCP勉強会へ参加しましたので、アウトプットとしてイベントレポートを執筆しました。
初見の方でもサクッと読めるように平易な表現で執筆しておりますので、お気軽にお読みいただければ幸いです。
誤字脱字、わかりづらい表現、認識相違などは極力なくすように心がけています。そのうえで、リアルタイムで執筆しておりますので、誤字脱字、わかりづらい表現、認識相違などがあるかもしれません。
イベントページ
目次
- セッション
- MCPとは
- MCPを活用した検索システムの作り方
- DuckDB MCPサーバーを使ってAWSコストを分析させてみた(仮)
- AWS Lambda MCP Serverを使ってツールとMCPサーバを分離する
- パネルディスカッション
- まとめ
セッション
MCPとは
- ざっくり言えばAIエージェントの通信規格
- コミュニティの貢献によってMCPサーバが盛り上がっている
- エコシステムの形成・拡張性・双方向通信といった視点で嬉しさがある
- MCPクライアント(Cursor)⇔MCPコンポートネント(ツール呼び出し)⇔APIといった流れ
- MCPサーバで開発を行うためクライアント側の修正は最小限になる
- (個人的意見)この辺りはありがたいポイントですね
- MCPサーバで開発を行うためクライアント側の修正は最小限になる
- Tool Callingとの違い
- Tool CallingはLLM内部機能を拡張するもの
- MCPはLLM外部の通信プロトコルの一種
- まとめ
- MCPはLLMと外部世界を標準形でつなぐハブ
- (個人的意見)MCPをうまく使いこなせばLLMアプリの幅が広がりそうですね
MCPを活用した検索システムの作り方
参考サイト
- 自己紹介
- クラスメソッド所属のエンジニアの方
- 現在は内製化支援を担当しているチームで活動している
- 今回はAWS×MCPサーバの切り口に話してみる
- AWS MCP Serverとは
- ざっくり言えばAWSが提供しているサーバ群をまとめたもの
- 最初はMCPサーバをインストールすることが重要
- Claude Desktopから設定可能
- (個人的意見)uvxについて初耳だから後で調べておこう
- 設定後、ClaudeがMCPを用いてAWSドキュメントを読み込んでくれる
- 本当に最新ドキュメントを読み込んでいるか気になったので調べた
- 検証
- コンテンツ取得に関してはPythonスクリプトを用いて実施している
- (個人的意見)beautifulSoupを利用しているのね
- AWS以外のMCPサーバの構成を見てもAWSと同じような構成
- 検索システムがすでにある+MCPは検索システムへつなぎこむ役割
- (個人的意見)検索システムがないとMCPサーバができないのね
- MCPサーバ自体は簡単に実装できるが、検索システムを開発するのが大変
- (個人的意見)検索システムの開発は大変そう
- 自然言語処理の教科書や検索システムといった書籍を読もう
- コンテンツ取得に関してはPythonスクリプトを用いて実施している
- まとめ
- MCPサーバ自体は構築することは楽だが検索システム構築が大変
- 検索システム構築に求められる知識をキャッチアップすることが大切
DuckDB MCPサーバーを使ってAWSコストを分析させてみた(仮)
参考サイト
- 自己紹介
- クラスメソッド所属のエンジニアの方
- 直近ではCCoEとしてAWSコスト最適化支援を行っている
- DuckDBとは
- オンラインで利用可能なデータベース
- 数回コマンドを実行することで実装することができる
- (個人的意見)ネットワークログ分析で使えるのであれば触らないとなぁ
- MotherDuckでも公式MCPサーバを提供している
- 試してみた
- 生成AIで作成したCSV(営業データ)をもとに集計を行う
- MCPサーバがない状態だと間違えてしまう
- (個人的意見)当たり前だが確かにその通りですね
- (個人的意見)生成AIといってもあくまで確率論で結果を出していますからね
- DuckDB MCPサーバを利用することで生成AIの苦手分野(連続しない計算)を保管してくれる
- AWSコスト計算をさせてみた
- CURをCSVで保存⇒コスト分析をMCPを通じて分析してみた
- (個人的意見)集計作業が楽になるのでありがたいですね
- 応用すればカスタム設定のコストレポートを作成することもできる
- (個人的意見)推奨事項に関してもレポートに反映できるのはいいですね
- CURをCSVで保存⇒コスト分析をMCPを通じて分析してみた
- まとめ
- DuckDB MCPサーバは便利
- 100%SQLクエリを書かなくていいわけではないが、人手が介在する機会が少なくなる
- DuckDB MCPサーバは便利
AWS Lambda MCP Serverを使ってツールとMCPサーバを分離する
- 自己紹介
- クラスメソッド所属のエンジニアの方
- Lambdaが好きな方
- MCPサーバの課題
- セキュリティ面の課題
- 認証情報をローカルに持つことが課題
- (個人的意見)ローカル保持は確かにリスクですね
- AWSアカウント乗っ取りの可能性につながる
- 認証情報をローカルに持つことが課題
- 権限管理の難しさ
- 特定チームのみに利用させるといったことを実現するのが難しい
- 運用面での困難
- 野良MCPサーバがドンドン構築される可能性
- (個人的意見)情シス視点だと頭を悩ませる課題ですね
- セキュリティ面の課題
- 課題に対する問題
- 認証情報をローカルに持たせないよウにするためにクラウド上で利用する
- Lambda MCP Serverを利用することで環境変数をクラウド上に移動できる
- Lambdaを通じて実行する形になるためIAM認証・認可を利用可能
- (個人的意見)この辺りは賢いですね
- 認証情報を分離できるためセキュリティも楽になる
- Lambda MCP Serverをセットアップするだけで自動的にデプロイできる
- Lambda関数をハブ化することでプラットフォームエンジニアリングのような運用もできる
- (個人的意見)運用工数を削減できそうですね
- 実装方法
- イベントとして入力を処理させる
- (個人的意見)Lambdaのお作法的処理を改めてキャッチアップしておこう
- イベントとして入力を処理させる
- まとめ
- Lambda MCP Serverを利用することでセキュリティ強化・標準化促進にもつながる
- (個人的意見)スモールスタートするうえでピッタリですね
- Lambda MCP Serverを利用することでセキュリティ強化・標準化促進にもつながる
パネルディスカッション
- おススメのMCPサーバは
- Claude MCP ServerとVS Codeを利用している
- Claude Codeとの親和性が高いと感じている
- Cline・Claude Descktopを多く触っている
- トークン数が膨らむと予期せぬコスト増が発生する
- (個人的意見)この辺りの話はあるあるですね
- MCPサーバを利用するのであれば月額固定のものを利用したほうが安全かもしれない
- MCPを利用するうえでの注意点は
- 信頼できるMCPを利用することが大切
- 悪意のあるMCPを利用することで情報漏洩につながる場合もある
- トークン数消費をきちんとモニタリングすることが大切
- (個人的意見)コスト管理は重要ですね
- MCPサーバが持っている制約事項を理解する
- 信頼できるMCPを利用することが大切
- MCPが注目されるようになったきっかけ
- AWS・MotherDockなどの有名プロダクトからMCPサーバが登場した
- ベンダーロックインなく社会実装できたことが大きいのでは
- (個人的意見)確かにベンダーロックインの要素はそこまでないですね
- 今後も継続してMCPが注目されるのではないか
- MCPとTool Callingの違い
- MCP:LLM外部の通信プロトコル、オープンスタンダードで横断的
- Tool Calling:LLM内部の拡張機能、カスタマイズが必要
- MCP普及による変化
- MCPサーバの認証周りはブラッシュアップする可能性がある
- (個人的意見)認証関連はナレッジがたまってきそうですね
- MCPサーバの認証周りはブラッシュアップする可能性がある
まとめ
MCPサーバに関して触ってみたいと思ってながらズルズル時が過ぎていたので、本セッションを通じて「触ってみたい欲」が強くなりました。
個人的にDuckDB MCPとLambda MCP Serverは興味深かったので早く触ってアウトプットしたいと思いました。
最後まで、記事をお読みいただきありがとうございました!!