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【合格体験記】AWS Certified DevOps Engineer - Professional (DOP-C02)

Last updated at Posted at 2025-03-23

いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!

本日(2025.03.23)AWS Certified DevOps Engineer - Professionalを受験し、
無事合格したのでこれから受験される方向けに合格体験記をまとめました。

初見の方でもわかるようにポイントごとにまとめておりますので、お気軽に読んでいただければ幸いです。

スコアレポート

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全セクションコンピテンシーを満たしている+取得スコアも今までのAWS資格の中で最高点だったため、とりあえず一安心といった印象です。

目次

  • 対象読者
  • DOP-C02試験とは
  • 勉強法
    • 私のスキルセット
    • 勉強法
    • 受験時の所感
  • (個人的考察)専門系・プロフェッショナル系資格を比較してみた
  • (個人的考察)DOPを合格したらCDK開発がつよつよになれるか
  • まとめ

対象読者

次のような悩みを抱えている方にお役立ていただければ幸いです。

  • AWS環境でCDK・CloudFormationなどのプロビジョニング自動化をキャッチアップ中の方
  • AWS環境での開発ベストプラクティスをきちんと理解したい方
  • やんごとなき事情でAWS全冠を目指して学習されている方

DOP-C02試験とは

AWS公式サイトを見ると以下の通り示されています。

公式サイト

プロフェッショナルは、AWS 上の分散アプリケーションシステムのプロビジョニング、運用、管理に関する高度な専門知識を示し、仲間や関係者、同僚からの信頼と信用を強化するものです。これらの適格なプロフェッショナルがいる組織は、安全でコンプライアンスに準拠した、高い可用性とスケーラビリティを持つシステムを迅速に提供することができます。

いまいちニュアンスがつかみづらいので、試験ガイドも見てみたいと思います。

試験ガイド

試験を受ける・受けないに関わらず、AWS環境での自動化を行ううえで求められる知識が網羅しています。そのため、ソリューションアーキテクトとして活動している方は目を通しておくことを推奨します。

受験対象者には、以下の経験が求められます。
• 高度に自動化されたインフラストラクチャの構築に関する経験
• オペレーティングシステムの管理に関する経験
• 最新の開発プロセス、運用プロセス、開発手法、運用手法に関する経験

内容を見る限り、AWSを用いた自動化開発を進めているソリューションアーキテクト向けの試験と思ってもらえればわかりやすいかと思います。

勉強法

私のスキルセット

受験当時の私のスキルセットについては以下の状況でした。

  • AWSではないがTerraform・Ansibleなどの自動化ツールを用いて基本的な開発を行っている
  • AWS CDK・CloudFormationについてはあまり知見がない(直近で簡単なコントリビュートは行ったレベル)
  • パイプライン設計についても簡単なものであれば実装できるレベル

いろいろ書いていますが、初学者に少し毛が生えたレベルのスキル感と思ってもらえればわかりやすいかと思います。

勉強法

約2週間、賞味20時間ほどかけて以下勉強を行ってまりいました。

  • 知識定着
    • AWSの開発系サービス(CloudFormation・CodeBuildeなど)のFAQ読み込み
      • ※反省ポイントとしてBlackBeltやハンズオンは絶対行ったほうがいいと思います
  • 問題演習
    • Cloud License問題集
      • 本問題集で8割~9割コンスタントに取得できるようになれば合格できると思います
    • Skill Builder問題集
      • AWS公式から出ている問題集のため必ず目を通しておくことを推奨します

受験時の所感

個人的には過去に受験した専門試験・プロフェッショナル試験の中で一番手ごたえがなかったという印象を持ちました。特に、パイプラインに関する理解が不足していると感じました。

ちなみに、サーモンピンク地の背景に黒の文字は本当に見づらいのでやめた方がいいと思いました。(受験時のストレスが爆上がりするので)

(個人的考察)専門系・プロフェッショナル系資格を比較してみた

今回のAWS DOPに合格して専門系・プロフェッショナル系5種はコンプリートしましたので、どのような人が取得した方がいいのかとっつきやすさについて簡単にまとめてみたいと思います。

一個人の意見のため認識齟齬があるかもしれません。その点ご留意いただけますと幸いです。

対象者

  • AWS SCS
    • AWS環境におけるIAM管理・運用の役割の担っている方
    • セキュリティエンジニアロール
  • AWS ANS
    • AWS↔オンプレのネットワーク設計構築の役割を担っている方
    • ネットワークエンジニアロール
  • AWS MLS
    • SageMakerなどのML系サービスを用いて分析業務の役割を担っている方
    • データサイエンティストロール
  • AWS SAP
    • オンプレ⇒AWSへのマイグレーション案件の推進担当の役割を担っている方
    • ソリューションアーキテクトロール
  • AWS DOP
    • AWSアーキテクチャの自動化推進・開発の役割を担っている方
    • 開発者ロール

学習リソース

  • AWS SCS
    • BlackBeltは約62件と揃っており学習リソースはそろっている
    • ただし、認証・認可周りについて初学者向けのサイトは少ない印象
  • AWS ANS
    • BlackBeltは約20件とそこまで多くないため学習リソースは不足している
    • ネットワーク初心者であればANSよりCCNAをキャッチアップしたほうがいい
  • AWS MLS
    • BlackBeltは約39件+G検定の学習リソースが利用可能なため学習リソースは多い
    • G検定の勉強している方であれば、1~2週間程度で合格できると思われる
  • AWS SAP
    • BlackBeltは約90件と揃っているため学習リソースは多い印象
  • AWS DOP
    • BlackBeltは約124件と揃っているため学習リソースは多い印象

とっつきやすさ

  • AWS SCS
    • 出題範囲が限定されている+認証・認可といったAWS SAAでも問われる分野を深堀しているため、とっつきやすい印象
    • ただし、SCP・IAMのベストプラクティスに関しては理解しづらい
  • AWS ANS
    • 出題範囲は限定的だがネットワーク知識が求められるため、AWS単体の知識のみだととっつきづらい印象
    • CCNAなどのネットワーク資格の勉強後であればキャッチアップしやすい
  • AWS MLS
    • 出題範囲は限定的だが機械学習に関する知識が求めらえるためとっつきづらい
    • ただし、AIF・MLAよりかはアルゴリズム寄りの問題構成のため、2択で悩むといったシーンは少ない
    • 基本的にG検定レベルの知識を持っていればすんなり合格できると考えられる
  • AWS SAP
    • 出題範囲が広範なため1か月以上の学習が必要と考えらえる
    • 前述のSCS・ANS・MLSより初学者はとっつきづらいと考えている
    • AWS試験の表ラスボスと思ってもらえればわかりやすい
  • AWS DOP
    • 出題範囲が広範+自動化・開発知識が中心のため初学者が最初に手を出さないほうがいい
    • 個人的にはSAP試験より難易度が高いといった印象を持った
    • AWS試験の裏ラスボスと思ってもらえればわかりやすい

(個人的考察)DOPを合格したらCDK開発がつよつよになれるか

DOP試験を合格すればCDK開発がつよつよになれるかと言われたら、正直つよつよにはなれないといった回答になります。
理由としていくつかありますが、大きなところとして

  • CDK・CloudFormationを用いた開発パターンは案件によって変わるため本試験でフォローしていない場合のほうが多い
  • CDK開発で求められるコーディング・Gitとのパイプライン管理の実践力は身につかない(あくまで知識レベル)
  • AI・MLサービスの自動化ソリューションについてあまり取り上げられていない

があると思います。

ただし、AWSを用いた自動化のベストプラクティスを理解するといった目的は本試験で果たせると思いますので、チャレンジしてみることは推奨します。

まとめ

簡単にDOP-C02をまとめてみましたが、正直まだまだナレッジ・経験は不足しているといった印象を持っています。AWS試験勉強だけでなく、サービス理解+アーキテクチャの実装もより活発に行っていきたいと思います。

参考サイト

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