はじめに
私のスペック
- 理系
- プログラミング未経験で入社
- SE 4年目
- 基本情報技術者試験に合格済(令和4年春期)
勉強方法
本格的に勉強したのは7月から。学習期間としては約3ヶ月でした。
平日は朝1時間、夜2時間の3時間、休日予定がない日はカフェで6~8時間勉強していて、学習時間としては300時間程度だと思います。
午前問題
過去問が6割出題されるので、応用情報技術者過去問道場の問題を繰り返し解けばほぼ確実に合格できます。
私は1日40問と決めて、毎日就寝前1時間程度、また移動中に解くようにしていました。
最終的に解いたのはこんな感じです。
- 令和4年春期~平成26年春期(8年分):2周
- マネジメント系:全て
- テクノロジ系(計算問題を出題しない):令和4年春期~平成29年春期
直前1年間の過去問は出題されないと聞いたので、令和5年春期と令和4年秋期の問題は試験1週間前に時間を測って1回解きました。
ちなみに、過去問道場の段位はこんな感じでした。
また、応用情報技術者合格教本 令和4年【春期】【秋期】の「第10章 マネジメント」「第11章 ストラテジ」を熟読しました。
午後問題
午後問題は過去問を解くだけでは不安だったため、応用情報技術者 午後問題の重点対策2023を購入して学習しました。
時間配分がシビアと聞いていたので、時間を測って解くようにしていました。
午後問題は150分で5問、つまり1問30分で解かなければなりません。
ただし、実際は問題を選択したり見直しをしたりする時間も生じてしまうため、私は25分以内で解くことを目標に解答していました。
このようにすることで、本番で焦ることなく、さらに見直しの時間も確保できて良かったと思います。
また、問題を選択する時間を最小にしたかったため、解く問題は事前に決めていました。
- 問1 セキュリティ
- 問2 経営戦略(予備)
- 問4 システムアーキテクチャ
- 問10 サービスマネジメント
- 問11 システム監査
本当は予備問題は2ジャンルくらい選びたかったのですが、時間が足りず1ジャンルに。
プログラミング、データベース、情報システム開発は、絶対捨て問題として問題を見ることもありませんでした(特にデータベースは、基本情報技術者試験の午後で0%を叩き出したトラウマジャンルなので完全に諦めました。笑)。
また、組み込みシステム開発とプロジェクトマネジメントはおすすめしている方が結構いましたが、過去問3回解いてみたものの全然点数が取れなかったため私は選択肢から外しました。
選択した問題
問1 セキュリティ
必須問題なので、全ての年度を2回ずつ解いて確実に得点源にできるようにしました。
念のため情報セキュリティ10大脅威にも目を通し、万全の対策をしていました。
問2 経営戦略(予備)
文章が読めればいける!文系向き!という噂を聞き、予備として選択。
本当は5年分(10回)くらい解こうと思っていたのですが、結局解けた過去問は5回分・・・。
結局当日も選択しなかったので問題はありませんでしたが、少し不安の残る学習になりました。
問4 システムアーキテクチャ
過去問を解いてみて、「いけるかも?」と思い選択しました。
捨て問にしている方も散見されますが、個人的には比較的安定して点を取れたので計算問題に苦手意識がないのであればおすすめです。
問10 サービスマネジメント
文章が多く、解くのが結構苦痛でしたが得点は最初からまぁまぁ取れたため選択。
大変でしたが6年分は解いて、得点を伸ばせるようにしました。
稼働率の計算などはありますが理解すれば簡単ですし、対策すれば誰でも解けるようになると思います。
問11 システム監査
私はこれが解いていて一番楽しかったですし、たびたび高得点も取れました!
長い文章を読むのが苦でない方におすすめです。
問題文を読みながら、「この運用はおかしいな?」などと考えるのがポイント。
マイルール
過去問を解いていると自分の傾向が見えてきます。
その傾向をもとに、私は時間配分について以下のようなルールを定めました。
- 基本1つの大問にかける時間は30分
- セキュリティは20分目標で解く
- サービスマネジメントは時間をかければ解けることが多いため、ここに時間を割く
- 30分が経過したら切り上げて次の大問に移る
- 万が一時間が足りなくなったら、問題文の穴埋めが多い問題を解く
結果
午後問題は時間が足りず、全部埋めたものの絶対不合格だ・・・と思っていたのですが。
60点台とぎりぎりなものの、何とか一発合格することができました!
おわりに
仕事と並行しながら勉強するのはとても大変でしたが、無事合格することができて本当に良かったです。
計画的に勉強することができたのが功を奏したのだと思います。
この記事が応用情報技術者試験を受ける方の参考になれば幸いです。