1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

7年目エンジニアが、新人の頃に知りたかった技術勉強との向き合い方

1
Posted at

はじめに

エンジニアは、一度学んで終わりではなく、変化し続ける技術を追い続けるために、継続的な学習が求められる仕事です。

私はエンジニアになってから今まで、レガシー寄りのシステムの保守や性能改善などに携わる事が多く、仕事の中でモダン技術に触れる機会が、あまりありませんでした。

そのため、他社の求人を見ても、触ったことのない言語や技術ばかり羅列されていて、「わたしは今の会社でしか通用しないかもしれない」と思っていました。

とはいえ、

「最近は何が流行っているの?」
「勉強するなら何から始めればいいの?」

という状態で、何を学べばいいのかもわからず、気づけばずるずると数年経っていました。

しかし、ここ半年ほどでやっと"学び方"そのものを理解できるようになりました。

実際に触ってみると、無知ゆえに勝手に学習のハードルを高くしすぎていたことにも気づきました。

この記事では、そんな私が 「新人の頃に知っておきたかった」 と思ったことをまとめます。

同じように不安を感じている新人エンジニアの方や、何から学べばいいのか迷っている方の道標になれば嬉しいです。

どうやって情報を得るのか

世間ではどんな技術がトレンドなのか、どんな言語が話題になっているのかを知るのは、普段の業務だけではなかなか難しいと思います。

私自身、最初は「どうやって情報収集したらいいの?」という状態でした。

そんな時は、例えば以下のようなものから覗いてみるのがおすすめです。

  • QiitaやZennのトレンドを見る
  • 大型書店の技術書コーナーで、平積みされている本を眺めてみる
    (最近の流行りが特集されていることが多いです)
  • 企業の公式テックブログを読んでみる
  • 技術系ポッドキャストを聴いてみる
  • 技術ニュースサイトをチェックしてみる

最初は、書かれている内容を全部理解する必要は無く、「この技術、最近よく見かけるな」くらいの温度感で眺めるだけでも十分だと思います。

私は「最近よく名前を見るけど、何をする技術なんだろう?」と思ったものを、その都度軽く検索するところから始めました。

調べてみると、「これはフロントエンドのフレームワークなんだ」など、少しずつ技術の役割が見えてきます。

「何をしているか?」がざっくりわかるだけでも、
「フロントエンドの技術勉強したいかも」→「あの時調べたあれ触ってみようかな」
に繋がりやすくなると思います。

実際に触ってみたら意外と怖くない

技術に少しだけ触れてみる

トレンドを眺めながら、「ちょっと面白そうかも」と思える技術を探してみましょう。

個人的には、本屋で「作って学ぶ」系の技術書を買って、環境構築から実際に触ってみるのが一番取り掛かりやすいと思っています。

ただ、ここで注意したいのが、「全部理解してから進めよう」と思いすぎないことです。

私は昔「技術書を最初から最後まで読み込んで、しっかり理解してからじゃないとダメだ」と思い込んでいました。
実際は、理解が曖昧でも、とりあえず手を動かしてみる方が圧倒的に学習が進みました。

本を全部読み切らなくても、例題を最後までなぞれなくても、気になる章だけ読んで「こういう思想なんだな」と理解するだけでも十分勉強になります。

また、

  • サンプルコードを少し改造してみる
  • 本に載っていないボタンを勝手に追加してみる

など、少しだけ自分なりに手を加えてみるのもおすすめです。

途中で詰まったら、AIに頼ってみるのも良いと思います。
実際、AIが普及したことで、以前よりも学習のハードルはかなり下がったと感じています。

ただし、AIの出力をそのまま写すだけではなく、「なぜこのエラーが起きたのか?」まで調べることを意識すると、より理解が深まると思います。

個人開発をやってみる

「個人開発をやってみたいけど、何を作ればいいかわからない」という場合は、QiitaやZennの「個人開発」タグの記事を見てみるのもおすすめです。

他の人が作っているアプリを見ると、「こういうの作ってみたいかも」というアイデアが浮かびやすくなりますし、色々な人のアイデアに触れることは単純に面白いです。

最初は技術書の例題を参考に、「Hello World」の画面を少しずつ改造していくところから始めると取り掛かりやすいと思います。

そして、成果物はGitHubで管理し、こまめにコミットすることを強くおすすめします。
GitHubではリポジトリをprivateに設定できるので、無理に公開する必要はありません。

作業した日はGitHub上のカレンダーに緑色が付きます。(いわゆる「草を生やす🌱」というやつです)
IMG_5160.jpeg

少しずつ緑が増えていくと継続のモチベーションにもなりますし、将来的にはポートフォリオとして公開することもできます。

また、Gitの操作に慣れておくこと自体も、エンジニアとしての大きな武器になると思います。

Git関連の参考記事

実際に参考にしたGitの環境構築や、ログメッセージの書き方についてのおすすめ記事を紹介します。

ちなみに私はGitの操作にSourceTreeというGUIアプリを使っています。
コマンド操作に苦手意識がある人でも扱いやすいのでオススメです。

「今いる環境でしか通用しない」なんて事はない

私自身、長い間「自分のスキルって外で通用しないだろうな…」と思っていました。

他社の求人を見るたびに、知らない技術や、仕事では触ったことのない言語ばかり並んでいて、不安になることも多かったです。

ですが、今いる環境で積み上げてきた経験が、無意味だったわけではありませんでした。

保守・障害調査・性能改善・既存コードを読み解く力など、今いる環境だから得られた経験もたくさんあります。

一方で、市場でよく見かける技術に触れてみることも大切だと思います。

もし「自分に足りないものがあるかもしれない」と感じたら、転職する気がなくても、転職サイトや求人票を見て、よく使われている技術を少し触ってみるのもおすすめです。

実際に触ってみると、「思っていたより理解できる」と感じることも多くありました。

また、そこから「個人開発で使ってみようかな」というモチベーションに繋がることもあると思います。

おわりに

「知らない」という状態は、怖いものだと思います。

私自身、「モダン技術は難しそう」「自分には無理かもしれない」と感じて、なかなか一歩を踏み出せず、自信もありませんでした。

ですが、最初の少しのハードルを超えてしまえば、「何も知らない」状態から「少し知っている」状態に変わっていきます。

興味を持つ → 調べる → 調べる → 少し理解できる → 怖さが減る → 少し楽しくなる

という成功体験サイクルを積み重ねるのが大切だと感じています。

そして、「少し楽しいかも」と思える瞬間や、知識が増えていくと、自信が持てるようになり、エンジニアという仕事自体も以前より好きになれるのではないかなと思います。

この記事が、同じように不安を感じている方の、最初の一歩のきっかけになれば嬉しいです。

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?