#AzureもAWSも画像認識の一部の機能がデモ(無料)公開されている。
AzureのFace APIは現時点ではアカウント登録なく誰でも利用可能。「顔検証」を選択する。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/cognitive-services/face/#demo
AWS Rekognitionはアカウント登録必要。以下のURLでFace comparisonデモが使える。
https://console.aws.amazon.com/rekognition/home
AWSの場合はCelebrity recognitionで有名人と一致するかの確認もできる。
#健康不安説や影武者論で情報が錯綜している北朝鮮の金正恩委員長
比較対象の動画のソースとして2019年6月30日の板門店会談と2020年10月10日の朝鮮労働党創建75周年のイベントでの動画から静止画をキャプチャし金正恩委員長が同一人物であるか検証を行った。また、AWSの機能で有名人と一致するのかの確認を行った。
板門店会談:https://www.youtube.com/watch?v=pxb2wITegkM
創建75周年:https://www.youtube.com/watch?v=S3rfsnNva9w
#結論 ご本人は健在
AWSとAzureを比較するとAWSの方が同一人物であるとの結果が高くでた。
AWSは99.9%~100%の確率で一致と判断され、Azureの結果では9割程度の確率で同一人物と判断された。
【AWSの結果】
画像比較(~99.9%一致):
有名人検索(100%一致):
言葉巧みなマスコミ、政治的な話に惑わされるのではなく自分自身で調べて真実が何なのかわかるようになってきているのは大きい気がする。
人はAzure, AWSで特定が容易になっている。
音楽についてはYouTubeでアップロードすれば(著作権管理がされていれば)どういう曲なのか直ぐに判明したりする。
お金をかけずに可能になってきていることは知っておいた方がよさそう。
#(追記)画像認識に弱点はあるのか?
似通った双子写真には弱い。AWS, Azure共に誤判定が相次ぐ。遺伝子が近い一卵性双生児は見抜くのが困難。兄弟姉妹や親子関係では別人扱いでも双子には弱い。逆の言い方をすると双子は機械的には区別できない同じ顔をしているということになる。これは認識しておこう。