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Vonage Fraud Defender APIを活用して迷惑電話ブロックアプリを作ってみた

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こんにちは!今回は、電話業務で課題になりがちな「迷惑電話(スパムコール)」対策として、Vonage Fraud Defender API を活用した着信ブロックアプリケーションを作成したのでご紹介します。

背景と目的

コールセンターやカスタマーサポートにおいて、営業電話やスパムコールの対応はオペレーターの時間を奪う大きな課題です。Vonageではネットワークレベルで通信を制御する「Fraud Defender」という機能が提供されており、API経由で簡単にトラフィックルール(許可・拒否の設定)を管理できます。

今回はこのAPIを利用して、より直感的にブロックリストを管理できるGUIアプリケーションを作成しました。

作成したアプリの特長

このアプリケーションでは、以下のような機能を提供しています。

  1. 個別ルールの手動入力・編集
    画面上から直感的にブロックしたい電話番号(プレフィックス)や条件を追加・編集・削除できます。
  2. CSVファイルによる一括設定
    大量の番号リストがある場合でも、CSV形式でインポートすることで一括設定が可能です。
  3. ダッシュボードによる可視化
    現在アクティブなルール数やブロック件数などをひと目で確認できます。
  4. 多言語対応
    日本語と英語のUI切り替えに対応しています。

UIイメージ

実際に作成したアプリケーションの画面です。

日本語UI

image.png

英語UI

image2.png

アプリケーションのアーキテクチャ

本アプリケーションは、拡張性や他システムとの連携を考慮し、以下のようなシンプルなアーキテクチャで構成されています。

  1. フロントエンド (UI層)
    ユーザーが直感的に操作できるダッシュボード画面です。ルールの追加・編集・削除、CSVインポートなどの操作リクエストをバックエンドに送信します。
  2. バックエンド (サーバー層)
    フロントエンドからのリクエストを受け取り、リクエスト内容の検証や整形を行った上で、Vonage APIと通信します。APIキーなどの認証情報を安全に管理(隠蔽)する役割も担います。
  3. Vonage Fraud Defender API (インフラ・通信制御層)
    バックエンドから設定されたトラフィックルールに基づき、Vonageのネットワークレベルで実際の着信トラフィックを制御(ブロックまたは許可)します。

この疎結合な設計により、UIからの操作だけでなく、バックエンド側でCRMや社内データベースと直接連携する処理を容易に追加することが可能です。

応用アイデア(CRM・データベース連携)

本アプリケーションはシンプルな構成になっているため、様々なシステムとの連携が容易です。
例えば、以下のような応用が考えられます。

  • CRM連携: SalesforceやZendeskなどのCRMで「迷惑電話」としてマークされた電話番号を自動的にFraud Defenderのブロックリストに登録する。
  • データベース同期: 社内の既存のブラックリストDBと定期的に同期させ、常に最新のブロックリストを維持する。

APIベースだからこそ、自社の業務フローに合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。

ソースコードとコントリビューション

本アプリケーションのソースコードはGitHubで公開しています。
詳しいセットアップ手順や使い方については、以下のリポジトリをご覧ください。

🔗 GitHub Repository:
fraud-defender-traffic-rule-demo

みなさんがお使いのCRMやデータベースとの連携など、簡単に応用できるかと思います。
「こんな機能を追加した」「ここを改善した」などのご意見やフィードバックがあれば、ぜひお気軽に PR(プルリクエスト) や Issue をお待ちしております!

最後までお読みいただきありがとうございました。迷惑電話対策を検討されている方の参考になれば幸いです。

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