はじめに
エンジニア20年目にして、ようやく自分でサービスを運営してみることにしました。
以前にQiitaで、AIコーディングを駆使してブラウザゲームを開発した体験記を投稿しました。
その後のお話です。
そのゲームをオンライン対戦型のWebサービスへ発展させ、
実際に公開し、運用し、金勘定までやってみる。
そんな個人プロジェクトを立ち上げました。
これは、その実践記録と、そこから得た気づきについての話です。
ゲーム概要
タイトルは SquFibo。
「暗算力」ではなく
“気づく力”を育てるゲームです。
ルールはシンプル。
でも、盤面全体を見る力が問われます。
プロジェクト目標
広告収益でインフラ費用を回収すること。
概算費用
- ドメイン維持:1,000円/年
- VPS費用:10,000円/年
「自分が事業主だったらどう考えるか」
を体験することを主眼に置きました。
教育目的のゲームなのでユーザー課金はしません。
収益は Google AdSense のみです。
なぜやろうと思ったか
私はエンジニア歴20年ほど。
現在は運用エンジニアですが、長くサーバーサイドを担当してきました。
10年以上前から、こう言われてきました。
- 自分でサービスを作って公開してみろ
- 金勘定までやると本当に勉強になる
- 企画から運用まで通す経験は貴重だ
分かっていましたが、重い腰があがりませんでした。
「時間がない」
「資格勉強のほうが得だ」
そうやって先延ばしにしていました。
AIと不安
最近のSNSではAIの話題ばかりです。
- AIを使えない人は淘汰される
- SIerは終わる
- SaaSは終わる
- 基礎をやれ
- いや今こそAIだ
50代になったとき、自分はエンジニアでいられるのか。
資格中心の勉強スタイルは正しいのか。
将来不安から正解を探し続けていました。
AIコーディングでサービスを公開してみて
総開発時間は約50時間です。
現在はAdSense審査待ちですが、ここまで来られたこと自体が一つの達成でした。
正直に言うと、AIコーディングがなければ公開まで到達しなかったと思います。
99%実現できないと思っていたことが、実現できました。
気づいたこと
10年前には予想もしていなかった技術の登場で
ずっとやれなかったことができました。
そして、あたり前のことに気づきます。
聖杯なんてない
未来は読めない。技術も市場も変わる。
10年前に正解だと思っていた技術が、今も正解とは限りません。
これを勉強しておけば絶対安心。
この分野なら将来も安泰。
そんな聖杯は存在しない。
基礎にベットするのは堅い選択かもしれません。
でもそれも100%の保証ではありません。
期待値コントロール
自分にできるのは、期待値を調整することだけです。
市場も会社も技術も、自分ではコントロールできない。でも行動は選べる。
そう思えたとき、気が楽になりました。
これから
まだ入り口に立っただけですが、
それでも十分な気づきがありました。
今この成長過程を楽しむことが、一番確実に得だということ。
この後もサービスを改善し、PDCAを回し続けます。
それこそが「一番勉強になる」と言われた部分だからです。
その体験記はまた現実の数字とともに報告しようと思います。
技術構成
なお、構成は以下の通りです。
フロントエンド
| 技術 | バージョン | 備考 |
|---|---|---|
| React | 19.x | UI |
| React Router | 7.x | ルーティング |
| Socket.IO Client | 4.x | 通信 |
| Vite | 7.x | ビルド |
| TypeScript | 5.9.x | 型 |
バックエンド
| ソフトウェア | バージョン |
|---|---|
| Ubuntu | 22.04 LTS |
| Node.js | 18.x 以上 |
| Redis | 7.x 以上 |
| Nginx | 1.24 以上 |
リポジトリ
※この記事は私自身の体験をもとに執筆しましたが、文章の構成・表現についてはAIに手直しをしてもらっています。
