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Windows 11 の VSCode の .NET 8 開発環境の構築方法

Last updated at Posted at 2024-01-22

この記事では 18 歳の新入社員向けに VSCode の C# 開発環境を構築する手順を説明します。

前回のおさらい

「Windows 11 への .NET 8 のインストール」 では Windows に .NET 8 をインストールしました。「Windows 11 への VSCode のインストール」 では Windows に VSCode をインストールしました。

引き続き VSCode に C# 拡張機能をインストールし、C# 開発を行う方法を説明します。

C# 開発環境の構築

Visual Studio Code の起動

スタートメニューから「Visual Studio Code」を起動します。

41_vscode.png

拡張機能の追加

左端にある「拡張機能」アイコンをクリックします。

32_installer.png

拡張機能の検索

拡張機能の検索ボックスに「C#」と入力します。

43_extension.png

拡張機能のインストール

検索結果に C# Dev Kit (C# Dev Kit for Visual Studio Code) が表示されたら、「インストール」をクリックします。

44_extension.png

以上で基本的な環境構築は完了です。

C# アプリケーションの作成例

ここでは例としてコンソールアプリケーションを作成する手順を紹介します。

ターミナルを開く

Windows のスタートメニューから 「ターミナル」を起動します。

53_dotnet.png

作業フォルダを作成

ターミナルが開いたら、キーボードから以下のコマンドを入力し、デスクトップに 「hello」という名前のフォルダを作成します。

cd .\Desktop
mkdir hello

コマンドの実行例を以下に示します。
55_dotnet.png

C# プロジェクトの作成

続いてキーボードから以下のコマンドを入力し、hello フォルダの中に C# プロジェクトを作成します。

cd hello
dotnet new console

コマンドの実行例を以下に示します。
57_dotnet.png

作業フォルダを開く

VSCode のメニューから「ファイル」 > 「フォルダーを開く」の順にクリックします。

63_dotnet.png

フォルダの選択

フォルダを開く画面が表示されたら、hello を選択し「フォルダーの選択」をクリックします。

65_dotnet.png

ワークスペースの信頼

フォルダの信頼画面が表示されたら、「はい、作成者を信頼します」をクリックします。

67_dotnet.png

ファイル一覧の表示

フォルダを開いたら、左側にファイル一覧が表示されます。

81_dotnet.png

C# ファイルの表示

ファイル一覧にある「Program.cs」 をクリックします。

83_dotnet.png

デバッグの開始

VSCode のメニューから「実行」 > 「デバッグの開始」の順にクリックします。

91_dotnet.png

デバッガの選択

デバッガの選択が表示されたら、「C#」をクリックします。

93_dotnet.png

起動構成の選択

起動構成の選択が表示されたら、「C#: hello」をクリックします。

95_dotnet.png

プログラムの動作完了

デバッグコンソールに、「Hello, World!」 と表示されると動作完了です。

99_dotnet.png

参考文献

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