「WinMerge」は、ファイルやディレクトリの比較・結合を行うためのフリーソフトウェアです。プログラミングやドキュメント作成の分野で、複数のバージョンのファイルを比較したり、変更点を統合する際に役立ちます。ここでは 18 歳の新入社員生向けに WinMerge のインストール手順を説明します。

WinMerge の目的

WinMerge は以下のような用途で使われます。

2つのテキストファイルの違いや変更点を視覚的に比較し、確認できます。変更点は色分けされてハイライトされ、一目でどこが違うのかがわかります。

2つのディレクトリ（フォルダ）の内容を比較し、その中のファイルやサブディレクトリの違いを特定できます。また、必要に応じてディレクトリ間でのファイルの同期やマージも行えます。

差分を検出した後、必要な変更を片方のファイルからもう片方のファイルへと手動でマージすることができます。

これらの特徴により、プログラマー、システム管理者、文書作成者など、多岐にわたるユーザーが WinMergeを使っています。

WinMerge のシステム要件

WinMerge は以下の環境で動作します。

ここでは Windows 11 を例にして、インストール方法と使い方を紹介します。

窓の杜の WinMerge の紹介ページにアクセスし、OS のバージョンに合ったインストーラを「窓の杜からダウンロード」します。

ダウンロードが完了したら、ファイルをダブルクリックし、インストーラを実行します。

ユーザーアカウント制御画面が表示されたら、「はい」をクリックします

ライセンスの確認画面が表示されたら、「次へ」をクリックします。

インストール先の指定画面が表示されたら、「次へ」をクリックします。

インストールする機能の選択画面が表示されたら、「次へ」をクリックします。

プログラムグループの選択画面が表示されたら、「次へ」をクリックします。

追加する機能の選択画面が表示されたら、「次へ」をクリックします。

3方向マージの選択画面が表示されたら、「次へ」をクリックします。

確認画面が表示されたら、「インストール」をクリックします。

情報画面が表示されたら、「次へ」をクリックします。

情報画面が表示されたら、「完了」をクリックします。

WinMerge が起動したら、インストール完了です。