こんにちは。
絶賛python学習中に非エンジニアです。
当初、理解するのに苦労した３つのカッコについて記述する。
- ()：タプル
- []：リスト
- {}：辞書型（dict）
- まとめ
1.（）：タプル
タプルの特徴:
イミュータブル（変更不可）:
タプルは作成後にその要素を変更することができません。リストは要素の追加、削除、変更ができますが、タプルはそれができません。
カッコで表現:
タプルは通常、丸括弧 () で定義されますが、カンマがあれば括弧なしでもタプルとして認識されます。
複数の型を保持できる:
タプル内には異なるデータ型を持つ要素を含めることができます。例えば、整数、文字列、浮動小数点数などが混在していても問題ありません。
タプルの特徴的な用途:
イミュータブルであるため、データが変更されることを防ぎたい場合に使います。
関数から複数の値を返すときなどにもよく使われます。
# タプルの例
tuple = (1, 2, 3, "apple", "banana")
print(tuple)
# 出力 ⇒ (1, 2, 3, 'apple', 'banana')
タプルの要素の変更を試みる
# タプルの要素を変更してみる（インデックス番号で指定）
tuple = (1, 2, 3, "apple", "banana")
tuple[0] = 4
# エラーメッセージ
Traceback (most recent call last):
TypeError: 'tuple' object does not support item assignment
ちゃんとエラーが出て、イミュ―タプル（変更不可）であることがわかる。
2.[ ]:リスト
リスト：ミュータブル（変更可能）、[] で表現される
特徴：要素の追加、変更、削除が容易である
# リストの例
list = [1,2,3]
print(list)
list[0] = 4
# 出力 ⇒ [1,2,3]
リストの要素の変更を試みる
# リストの要素を変更してみる（インデックス番号で指定）
list = [1,2,3]
list[0] = 4
print(list)
# 出力 ⇒ [4,2,3]
タプルのようにエラーにはならず、要素が変更できていることが確認できる
3.{}：辞書型（dict）
キーと値のペア（key-value pair）を保存する、ミュータブル（変更可能）なデータ構造。
キーを使って対応する値にアクセスする（インデックスではなく、キーを使う）。
中括弧 {} で定義され、キーと値の間はコロン : で区切られる。
# 辞書型（dict）の例
my_dict = {"name":"佐藤","age":12}
print(my_dict)
# 出力 ⇒ {"name":"佐藤","age":12}
辞書型の要素の変更を試みる
# 辞書型の要素を変更してみる
my_dict = {"name":"佐藤","age":12}
my_dict["name"] = "鈴木"
print(my_dict)
# 出力 ⇒ {'name': '鈴木', 'age': 12}
辞書型についても、エラーにならず指定した要素を変更できていることがわかる。
4.まとめ
手を動かして何度も練習してみると、各々の特性や使い方が分かってくるので、挫折しないように頑張ろう！