はじめに
私は周囲から「書籍をたくさん読んでいる」とよく言われます。
2024年上半期には60冊読みました。年間約100冊ペースです。
同じ領域の本を複数読むため、冊数が多くなります。
例えば、Webに関する書籍を複数読んで、ロードマップに関する記事を書きました。
同じ領域の本を読むと、後半は「知っていることばかりだ」と感じることが増えてきます。
「新たな学びがない本」は一見無駄に思えますが、成長指標の一つです。
この記事では「書籍と成長指標」について紹介します。
結論
- 「本を読んでも知ってることばかり」は成長指標の一つ
- そもそも「成長の確認」は難しい
- 数千円で成長の確認ができる
学びの指標を設定するのは難しい
何かを学ぶとき、学びのゴールを設定するのは重要です。
書籍『CAREER SKILLS』では次のように指摘されています。
何かを学び始めたのに、学習が成功したかどうかを測るための方法を持たない人があまりにも多い。
学習の成功を測る方法を設定していないこともありますが、そもそも学びのゴール設定自体が難しいと考えます。
学びのゴールの設定方法は様々あります。
「学びのゴール」の一つは、「この領域の本を買っても新たな学びが少ない」状況です。
その領域について、ある程度は知識があることを確認できます。
書籍を購入するのは、数千円で成長の確認をするためでもあります。
次の領域に進む合図
「この領域の本を買っても新たな学びが少ない」と感じたとき、それは他の領域に進むための合図にもなります。
例えば、書籍『CAREER SKILLS』や書籍『SOFT SKILLS』は、「ソフトウェア開発者の人生」について書かれた書籍です。
内容は良いものの、既知の情報が多く含まれていました。
「ソフトウェア開発者の人生」に関する領域はこれで一区切りし、他の領域の本を読みます。
このサイクルを繰り返していくことで、知識の幅が広がっていきます。
おわりに
この記事では、書籍と成長指標についての考え方を紹介しました。
参考になれば幸いです。