はじめに
◆この記事は何?
「Web技術を学ぶための書籍」を紹介する記事
◆対象は?
Web技術/Webアプリケーション開発を学びたいエンジニア
◆この記事のねらい
Web技術を学ぶときのロードマップになれば幸いです
先に結論
①「イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本」
Web技術の入門としておすすめです。
特に新卒エンジニアにおすすめできる本です。
◆この本の良いところ
- HTTPの解説が他の入門書よりも詳しい、そしてわかりやすい
- 細かいところまで図解されており、データやコードで理解できる
- ネットワーク、データ形式、アプリ、システム、セキュリティと網羅性が高い
他の入門書
②「プロになるためのWeb技術入門」
Webアプリケーション開発に関わる人はもちろん、全てのエンジニアにおすすめできる本です。
「はじめに」の内容が素晴らしいです。
開発現場の新人教育では、即戦力として使えるようにフレームワークの使い方など表面的な部分だけを教え込んで、新人を現場に投入せざるを得ない状況が続いています。しかし、根本の仕組みを理解していなければ、問題が発生した時にその原因を突き止めて解決することはできませんし、既存技術の問題点を捉えて新しい技術を生み出していくこともできません。
本書は、何年先も通じるWebアプリケーションの基礎技術を、1冊で手軽に楽しく身につけられるようにすることを目標に執筆しました。
この本が書かれたのは2010年です。いまだに読まれ続けていています。
本書に書かれているように、「何年先も通じるWebアプリケーションの基礎技術」を学べる良書です。
③「Webを支える技術」
Web技術の知識を仕上げるための1冊です。
「エンジニアが読んでおきたい1冊」になります。
「はじめに」では、
本書の対象読者は、規模の大小に関わらずWeb技術を使ったシステムを開発した経験のある人です
とありますが、HTTPをはじめ、Webの仕様や設計について知っておいて損はありません。
もし難しく感じるなら、入門書に戻ると良いと思います。
◆この本の良いところ
- 仕様の解説がわかりやすい
- Webサービスの設計指針が学べる
- Webについて解像度が上がる
④「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方」
Webアプリ開発に関わる前に読んでおきたい1冊です。
セキュリティの対策は早い方が良いためです。
◆この本の良いところ
- 脆弱性とその対策のサンプルが豊富
- ログ設計など、セキュリティに限らず「良いWebアプリをつくるため」の一助となる
他の実践的な書籍
Webサーバーに関わる方にオススメです。
理論に関する説明が少ないので、入門を終えた方向きです。
フルスタックを目指す方にとって、目次や扱っている話題が参考になりうる書籍です。
より深く学んでいくためには他の書籍も参考にする必要があります。
おわりに
この記事では、Web技術を学ぶための書籍を紹介しました。
Web技術を学んでいくときの参考になれば幸いです。
それでは。