この記事では、IBM Cloudのデータ仮想化サービスWatson QueryからDb2に接続し、データを仮想化する手順を説明します。
1. Watson Query の有効化
Watson Queryを有効化していることが前提となります。
未済の場合は、こちらの手順を参照してWatson Queryを有効化してください。
以降、Watson Query画面での操作を行います。
2. Db2をデータソースとして追加する
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接続タイプとして「IBM Db2 Warehouse」を選択し、右下の「選択」をクリックします。
(Db2の場合は「IBM Db2」を選択します。入力する接続情報は同じです。)
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接続情報として以下の項目を入力します。
- 名前
- 説明(任意)
- データベース
- ホスト名または IP アドレス
- ポート
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認証方式
- 〈ユーザー名およびパスワード〉の場合:
- ユーザー名
- パスワード
- 〈APIキー〉の場合:
- APIキー
- 〈ユーザー名およびパスワード〉の場合:
- ポートはSSL対応(各自の環境に応じて設定。defaultはチェックされている状態)
- SSL証明書(各自の環境に応じて設定。defaultは空欄)
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接続のテストが成功すると、緑色のバナーメッセージが表示され、成功したことが分かります。成功を確認できたら、画面右下の「作成」を選択します。
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画面が自動で「データ・ソース」タブに遷移します。今作成した「IBM Db2 Warehouse」の接続情報が確認できたらOKです。
3. データ(テーブル)を仮想化する
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仮想化したいテーブルを選択し、右上に表示される青いバーの「カートに追加」を選択します。(例として"CUSTOMER"を対象テーブルとします)
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カート内の確認と表の仮想化を行います。
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共有オプションで、「プロジェクトに割り当て」「カタログに公開」をそれぞれ設定します。
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仮想化対象のオブジェクトを編集します。
以上