背景
Cursorを3.20.10へアップデートしたところ、Codexプラグインが独立したサイドバーに表示されなくなった。
Codex自体はファイル一覧表示と同じExplorerの中から使える。ただ、普段使っていた左側の独立したサイドバーではなくなり、かなり使いづらい。そこそこ利用していたので、ローカルで直せないか調べてみた。
確認した環境は以下。
- macOS
- Cursor 3.20.10
- VS Code Extension API 1.128.0
- Codexプラグイン 26.903.71938
原因
Cursor公式フォーラムでのスタッフ回答によると、Cursor 3.15.6以降では、右側のSecondary Side BarがCursor Agent専用になった。
一方、CodexはVS Codeのバージョンを見て表示先を決めている。
- VS Code 1.106未満なら左側
- VS Code 1.106以上なら右側
Cursor 3.20.10が返すVS Code Extension APIのバージョンは1.128.0なので、Codexは右側へ表示しようとする。しかしCursorはそれを許可しない。
その結果、右側には表示できず、左側にも切り替わらない。CodexのビューだけがExplorerの中へ配置されていた。
解決方法
OpenAI CodexのIssueやCursor Forumを確認したが、利用していたバージョンではまだ対応されていなかった。そのため、インストール済みのCodexプラグインをローカルで修正した。
プラグインは通常、次の場所にある。
~/.cursor/extensions/openai.chatgpt-<バージョン>-darwin-arm64/
今回はout/extension.jsとpackage.jsonを変更した。
out/extension.js
次の判定値を、
{major:1,minor:106}
9999へ変更する。
{major:1,minor:9999}
これでCodexが「右側は使えない」と判断し、左側のcodexViewContainerを開くようになる。
package.json
表示先の定義も左側だけにした。
"viewsContainers": {
"activitybar": [
{
"id": "codexViewContainer",
"title": "Codex",
"icon": "resources/blossom-white.svg"
}
]
},
"views": {
"codexViewContainer": [
{
"id": "chatgpt.sidebarView",
"type": "webview",
"name": "Codex"
}
]
}
元のsecondarySidebarとcodexSecondaryViewContainerは削除し、左側に付いていたwhen条件も外した。
変更後、コマンドパレットからDeveloper: Reload Windowを実行する。これで左側にCodexの独立したアイコンが表示され、右側にはCursor Agentを残せるようになった。
まとめ
CodexはVS Codeのバージョンを見て右側へ表示しようとするが、Cursorは右側への登録を許可しない。この食い違いが原因だった。
ローカルのプラグインを左側へ表示するよう修正し、ひとまず以前と近い状態に戻せた。
ただし、Codexをアップデートすると今回の変更は上書きされてしまうので、正式に対処されるのを待ちたい。