はじめに
(個人の感想)回路設計で最も時間がかかる項目の一つが図表の作成。特にタイミング図
- なので色々効率化したい
以下使ってみたソフトと他のソフトについて調べてみる
使ってみたソフト
使ってみたソフト(drawio, WaveDrom, PlantUML)についての私見をまとめた
- ブラウザで動くドローソフト
- VSCode上でも動かす事ができる
- プラグインの導入が必要参考
- スクラッチパッド機能が便利
- 作った図形を部品として登録して使いまわすことができる
- クロックとか信号波形などを登録して作った
- 作った図形を部品として登録して使いまわすことができる
- 編集ファイルをpng, jpg, svg として直接開くことができる
- タイミング図専用の作成ソフトではないので、色々できる
- 反面、手順とかフォーマットを1から考える必要がある
- テンプレを育てていけば多分サクサク作れる
- 伸びしろはあるが、スキルが必要ともいえる
- 反面、手順とかフォーマットを1から考える必要がある
- jsonを編集したら自動で画像を作ってくれる
- ブラウザやVSCodeでプレビュー表示しながら作れる
- 簡単なタイミング図ならサクッと掛ける
- 文字の修飾や位置調整等が色々細かく設定できるが、結構複雑
- 関連性とか示すので波形上に矢印を挿入は一応できるが苦手寄り
- 信号波形の編集
- 各信号が独立したオブジェクトになっていて、文字列で表現されている
- 全ての信号オブジェクトの中で文字列の長さを揃えるのが手間
- 途中に少し挿入・追加するとなったら、載せた信号の数分、文字列の編集が要る
- 少数の信号しか扱わないタイミング図ならいいが、全体動作の説明とかになって十数個の信号が要るとなったらもう無理
- 専用の記法で画像を作成してくれる
- 時間経過毎に書けるのはWaveDromより直観的
- 工夫すれば途中に何かに挿入するみたいなのも簡単にできる。
- 特定の地点でラベルを付けてその時間からどれだけ経過したら、のようなこともできる
- 時間経過毎に書けるのはWaveDromより直観的
- クラス図やシーケンス図など他のUMLの作成もできる
- UMLて名前にあるから当然と言えばそうだが
- タイミング図は現在作成中の機能のようだ
- クロック信号の部分に矢印を付けようとしたらエラー出た
他のソフト
以下では自分がまだ試していない無いソフトで、軽く調べてみたものをまとめた
- WaveDromを簡単にした感じのソフト
- やることを絞ってjsonよりも単純な構造で管理できるようにした感じ
- リンク先によると拡張版(?)があるみたい
- 上記のとは違いWYSIWYGでタイミング図が作れるソフト
- WISIWYG: 表示されたものがそのまま編集・出力できる(What You See Is What You Get)
- かなり古いソフトで更新が途絶えている
- サポートOSがWinXPになっている
- CMエンジニアリング社が販売しているソフト
- 波形を作るだけではなく、下に説明を添付したり、信号の関連性を図示する機能があるようだ
- 色々な機能が入っていて便利そうだが、プロ仕様のソフトな分導入はよく考えないといけない
- 見たところオープン価格
- 統合開発環境の内の1機能みたい
- 一応試用版として30日は無料で触れるようだ
- 見たところオープン価格
- ストラテジー社が販売しているソフト
- 「Word、Excelなどにコピペして再編集や、内容を最新の状態へ更新するリンク機能にも対応」と書いてある
- これもプロ仕様ソフト
- 価格は10,000円前後
- ファイルの保存とかできないが無料で触ることはできるようだ
まとめ
探した結果色々よさそうなのは見つけた
- 軽く見た感じ一長一短それぞれあるので、「これしかない!」と固定せずユースケースに合わせた方が良さそう
- 使い分けのイメージ
- 0から自作する:drawio
- 簡単に出力する:フリーで公開されているソフト
- 厳密に作成する:プロ仕様のソフトウェア
プロ仕様のソフトを使ってみるという選択肢は、導入のコストが大きいと思われるので、慎重になる
- 試用版があるのでそこで試して判断するしかない
とりあえず以上。なにかの参考になれば。
最後に
「こんなソフトがある」等ががあればコメントにて教えていただけると助かります。