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Linux・MacでVimでHSP開発

Last updated at Posted at 2016-12-01

皆さんこんにちは、猫でおなじみmjhdです。
この頃は大学に住み着いてるノラ猫が子供を産みまして、ひたすらに愛でる日々を送っております。

今回は、前回のsharkppさんによる「macOS と Wine で作る HSP 3 の開発環境 — さめたすたすのお家」を勝手に引き継ぎまして、
「Linux・MacでVimでHSP開発」の説明をしたいと思います。

HSPもVimで開発したい

VimmerでHSPerな人なら、HSP開発もVimで行いたくて仕方がないと思います。当然の欲求です。抗えるものではありません。
また宗教上の理由
などでLinux・Macしか使えない人もいるかと思います。
そこで今回は、Linux・Mac向けに、VimでHSP開発を行う環境を整えたいと思います。

VimHotというプラグイン

実はもう既にWindows用にVimHotというVimプラグインが存在します。
これを使えばVimでHSPのシンタックスハイライトなどが行えます…が、いかんせんWindows用です。Linux・Macでは動きません。

そこで、VimHotをLinux・Mac向けに改造しました。

必要なもの

  • nkf
  • wine

wineのインストール

前回「macOS と Wine で作る HSP 3 の開発環境 — さめたすたすのお家」を参考に導入してください。
ここでは、C:\hsp34にインストールした前提で説明をしたいと思います。

インストール

今回インストールするプラグインはコチラ。GonbeiさんのVimhotを改造したものになります。
mjhd-devlion/vimhot: vim plugin for HSP

NeoBundleを使用している前提で書きます。

  • ~/.vimrcに以下の行を足しましょう。
NeoBundle 'mjhd-devlion/vimhot'
NeoBundle 'open-browser.vim'
  • vimを起動して
:NeoBundleInstall

を実行すればプラグインのインストールが終わります。

  • 次に、~/.vim/bundle/vimhot内にあるhscl.exeファイルを、
    ~/.wine/drive_c/hsp34にコピーしましょう。

以上で設定は終わりです。

設定

このままでは使い勝手が良くないので、設定をしてF5キーでコンパイルできたりF1キーでヘルプ開いたりできるようにしましょう。

" HSP
autocmd BufNewFile,BufRead *.hsp call FileTypeHsp()
function FileTypeHsp()
  compiler hsp
  set filetype=hsp
  se omnifunc=hspcomplete#Complete
  
  " キー設定
  noremap <F1> ":OpenBrowser http://ohdl.hsproom.me/?q=" . expand( "<cword>")<CR>
  noremap <F5> :make<CR>
endfunction

標準のHDLがwine上では正常に動作しないため、
ヘルプの表示にはfujidigさんによるオンライン上のヘルプドキュメントライブラリ、online-hsp-document-libraryを使用しています。

以上で、インストール完了です。

動作画面

設定が終わると、こんな感じでVimによるHSP開発環境が出来上がります。

Untitled4.gif

素敵なHSPライフを!

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