VMへのWindows 11のインストール中、システム要件である Trusted Platform Module (TPM) のチェックをパスできず「この PC では Windows 11 を実行できません」となりました。以下のKBでこの要件に対するworkaroundが3つ紹介されていますが、TPM 2.0 requirementsをバイパスするというオプションでインストールした記録です。
参考:
Installing Windows 11 as a guest OS on VMware Workstation Pro/Player and Fusion (86207)
環境:
- VMware ESXi 7
- Windows 11, version 23H2
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Shift+F10でコマンドプロンプトを起動します。コマンドプロンプトで
regedit
と入力し、レジストリエディターを起動します。
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レジストリエディターにて、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup
で右クリックし、「新規」 > 「キー」を選択します。LabConfig
という名前のキーを作成します。
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作成した
LabConfig
キーにて、「新規」 > 「DWORD (32 ビット) 値」を選択し、BypassTPMCheck
という値を作成しデータを1
に設定します。
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LabConfig
キーの下にBypassTPMCheck
値を設定したらレジストリエディターを閉じ、さらにコマンドプロンプトもexit
で抜けます。