IBM License Service のライセンス情報の変更 (watsonx.ai Non-Productionライセンス)

IBM Software Hubでは License Service を使用して、ライセンス条件に照らした使用状況の追跡とレポートを行うことができます。cpd-cli manage apply-entitlement コマンドを使用して、購入済みのライセンス情報を License Service に提供します。

IBM Software Hubの一部のサービスでは Non-Production ライセンスが用意されており、Non-Production ライセンスを購入した場合には、cpd-cli manage apply-entitlement コマンドの --production オプションに false を指定することで正しいライセンス情報を提供することができます。

当初 Non-Production ライセンスで開始し、その後 Production ライセンスを購入した場合、ライセンス情報を適切に変更することができるかどうかを確認しました。結果として、Non-Production から Production への変更、Production から Non-Production への変更とも、cpd-cli manage apply-entitlement コマンドの実行により、License Service に即時反映されることを確認できました。

watsonx.ai Non-Production ライセンスの場合

cpd-cli manage apply-entitlement \
--cpd_instance_ns=${PROJECT_CPD_INST_OPERANDS} \
--entitlement=watsonx-ai \
--production=false

License Service の Status ページ抜粋

watsonx.ai Production ライセンスの場合

--productioin オプションは true がデフォルトのため指定していません。

cpd-cli manage apply-entitlement \
--cpd_instance_ns=${PROJECT_CPD_INST_OPERANDS} \
--entitlement=watsonx-ai

License Service の Status ページ抜粋

検証環境

• IBM Software Hub 5.2.0
• OCP 4.16

参考