はじめに
これまで、CLIでhtpasswdの設定をしていましたが、GUI (OpenShift Webコンソール)でもできそうなので試してみました。
CLIでは次のステップで設定を行いますが、このうち2と3をOpenShift Webコンソール画面から設定できることを確認できました。
*環境:OCP4.14
- htpasswdファイルの作成
- htpasswdファイルを使用したシークレットの作成
- HTPasswdアイデンティティープロバイダー カスタムリソースの作成
確認手順
インストール直後、OpenShift Webコンソールにkubeadminユーザーでログインすると、次のようなメッセージが表示されています。
メッセージ内の クラスターのOAuth設定
のリンクをクリックします。
次の画面になります。アイデンティティープロバイダーの 追加
プルダウンメニューから HTPasswd
を選択します。
このような画面になりますので、別途作成済みのhtpasswdファイルを使って設定してみます。
htpasswdファイルを選択(アップロード)すると、内容が表示されます。
*今回はRHEL上で作成したファイルを使用しました。
追加
をクリックすると htpasswd
アイデンティティープロバイダーが追加されます。
OpenShift Webコンソールのログイン画面に、追加した htpasswd
アイデンティティープロバイダーが表示されるようになります。
htpasswdファイルで設定済みのユーザーIDとパスワードでログインできることを確認しました。
参考: