はじめに
2024年に入り昨年より更に生成AIを耳にすることが増えているなと、新年早々感じています。1月上旬にラスベガスで行われていたCESでも生成AIが大きなテーマとして取り上げられていたという記事を見て、2024年生成AIの進化は加速しそうだなと感じワクワクします
一方で日頃プログラミングを行っていない私は、プログラミングの知識がないと結局AIに触るのは難しいんでしょ?という気持ちが生まれてきました。(敷居高そう・・)
そこで、自分で何か触ってみることができないかと考えていた時にre:Inventで話されていたPartyRockを思い出しました!
2023/11/6にAWSからリリースされ、2023年のre:InventのKeynoteでも触れられていたPartyRockを実際に触ってみましたのでその感想等を紹介したいと思います!
PartyRockとは?
PartyRock はAmazon Bedrockが利用されている、直感的に使用できるハンズオン形式の生成系 AI アプリケーション構築プレイグラウンドです
わずか数ステップで、生成系 AI を試すためのさまざまなアプリケーションを作成できます。
現在期間限定で無料で公開されていますのでこの機会にぜひ触ってみてください!
作成したアプリ
最近風邪をひいた際にどんな食べ物を食べれば良いんだろう?と調べた事を思い出しこの悩みを解決するためのアプリを作ることにしました。
最適な献立とストレッチ、アロマを提案してくれます!(我ながら結構便利)
手順
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App builderというインプット画面が立ち上がります。この入力欄に作りたいアプリの概要を入力し、「Generate app」をクリックします。これでアプリの立ち上げは完了です。
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20~30秒程待ちますと、先程入力した概要に合わせてアプリのタイトルと必要な入力欄が自動生成されました。各ウィジェットのタイトルも出力する内容に合わせて既に設定されています(すごい)
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早速症状を入力してみました。回答はこちらの通りです。最適な答えが返ってきましたが食事は3食分提案してほしいと思ったので修正を加えました。
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朝食、昼食、そして夕食それぞれの献立の提案結果を出力するパーツを追加します。今回はテキストの生成ですので「Text Generation」を選択します。画像を生成したい場合は、「Image Generation」、チャットボットを表示したい場合は「Chatbot」を選択するだけでパーツを表示することができます。
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入力欄が表示されるので、出力したい内容を入力します。プロンプトは、日本語でも入力可能ですが、昼食、夕食は日本語入力ではうまく翻訳されなかったのか期待した返り値ではなかったので今回は簡単な英文を入力しました。
触ってみて感じたこと
簡単で楽しい!
一般的に生成AIで出来ることとして知られている画像生成、テキスト生成、Chatbotを自分の考えたアプリで簡単に利用できるので、開発した気分を味わいながら楽しく生成AIの仕組みを手を動かして学ぶことができました。
AWSアカウント不要で、非エンジニアにもハードルが低い
PartyRockはAWSサービスでありながら、AWSアカウントが不要で普段利用しているGoogleやAmazonアカウントで利用できます。ですので「AWS=難しい、エンジニアが利用する」というイメージを持っている方も利用しやすいなと思いました。
アイデアをスラスラと出すことが出来ない自分に気づくことができた
生成AIアプリの構築の話からズレますが、アプリを自分で作る時に、どんなアプリを作ってみたいかを考えるところで時間がかかってしまいました。これは日常にある課題や不便に感じている部分を意識して考えることを怠っているからだなと反省し今後意識して生活したいなと新たな課題に気づくこともできました
さいごに
PartyRockは、パズル感覚でGUIで機能を組み立てていく事ができるので、楽しみながら生成AIの技術に触れることができるとても有益な場であると感じました
また、作成したものを公開することもできますしこのクオリティのものが無料で利用できるなんてとても有り難い限りです!
本当にノーコードでアプリを作成することができましたので、生成AI興味あるけどハードル高そうと思っている方にとてもオススメです!無料期間にぜひ一度お試しください
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