AWS Certified Cloud Practitioner 試験に合格しましたので、私が実践した試験勉強について記録したいと思います。
AWS Certified Solutions Architect – Associate 試験にも合格済みですが、それはまたの機会にします。
AWS 認定試験は 11 種あり、 AWS Certified Cloud Practitioner 試験は 基礎レベル に位置づけられます。 11 種の中で、 最初に合格を目指す試験 になると思われます。 AWS 認定試験に興味があり、合格のために どのような準備が必要なのか 参考になれば幸いです。
ただし、実際に出題された問題について口外することは AWS の規約に禁じられていますので、お答えいたしかねます。
- AWS 利用経験 : 1 つの EC2 インスタンスを作成 & 利用した程度
- Cloud Practitioner 勉強期間 : 16 日間 x 1 時間
- 利用した教材
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一夜漬け AWS認定クラウドプラクティショナー 直前対策テキスト
Kindle 版: ¥1,960 (税込) or 単行本: ¥2,420 (税込) -
AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集
Kindle 版: ¥750 (税込)
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一夜漬け AWS認定クラウドプラクティショナー 直前対策テキスト
- Cloud Practitioner 受験料 : ¥12,100 (税込)
AWS の製品・サービスを把握 (1 日 〜 6 日目 の 6 日間)
AWS が公開している AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C01) 試験問題サンプルを見ると、 AWS 固有のサービス名が多数見受けられます。勉強開始時点では、 Amazon EC2 や Amazon S3 の有名どころしか知らない状態でした。
まずは、『一夜漬け AWS認定クラウドプラクティショナー 直前対策テキスト』の 2 〜 9 章に目を通し、 どのような AWS の製品・サービスがあるのか、ざっくりと把握 しました。
受験予約 と 試験当日に向けての準備 (7 日目)
私は「ピアソン VUE」のテストセンターで受験しました。
AWS 認定試験は ほぼ毎日 受験することができますが、 試験開始の 24 時間以上前に受験予約 を済ませる必要があります。
高いモチベーションを保つため & 希望の日時で受験するため 、受験日の 7 日以上前に受験予約を済ませることをオススメします。
試験時間の 15 分以上前にはテストセンターの受付に到着 する必要があります。
テストセンターの受付では、 2 種の本人確認書類を提示 する必要があります。1
「運転免許証」と「健康保険証」の両方あれば問題ありません。
もし足りなければ、下記ページから代わりになる書類を探します。
※ 受験票はありません。当日の持ち物は、上記の本人確認書類のみで受験できます。
模擬問題集でミニテスト (7 日 〜 16 日目 の 10 日間)
共に Cloud Practitioner 合格を目指す同僚 3 名を集めて勉強会を開き、『AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集』の正答率を競い合いました。
試験時間 と 日々のミニテスト
Cloud Practitioner 試験では、 90 分間で 65 問を解く 必要があります。日々の勉強会では、 18 分間で 13 問のミニテスト (1/5 スケール) を行いました。実践すると、 試験時間には余裕がある ことがわかります。試験当日は、半分の 45 分程で解き終えることができました。
||試験時間|出題数|
|::|-:|-:|
|実際の試験|90 分|65 問|
|日々のミニテスト|18 分|13 問|
※ テストセンター等で 100 分と表記される場合、操作説明 5 分 & アンケート 5 分を含めての時間です
問題形式
択一選択問題 と 複数選択問題 の 2 つの問題形式を組み合わせて出題されます。2
- 択一選択問題 : 正しい選択肢が 1 つ、誤った選択肢 (不正解) が 3 つ提示される
- 複数選択問題 : 5 つ以上の選択肢のうち、正解が 2 つ以上ある
机上でのミニテストでは、複数選択問題に対して 2 つ目・ 3 つ目の選択を忘れるミスが起きました。
実際に「ピアソン VUE」のテストセンターで受験した際には、コンピュータ上で、各問題に対して選択の数が一致しないことに気が付ける仕組みでした。安心です。
試験当日 と 合否発表 (16 日目 と その後)
試験 65 問 & アンケートに回答後、 合否が表示 されます。
正式な合格連絡は試験 2 日後に AWS からメールで通知されました。書面での通知はありません。
AWS からの合格通知後、 AWS 認定デジタルバッジで合格を実証します。
その他の特典にもアクセスが可能になります。
特典の 1 つに 受験料の 50 % の割引 があります。
例えば、アソシエイト試験 (中級レベル) 下記 3 種のいずれかに挑戦するならば、
通常受験料¥16,500 (税込) の半額¥8,250 (税込) で受験できます。
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基礎レベル (Foundational) / 通常受験料 : ¥12,100 (税込)
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基礎コース : 1 種
- AWS Certified Cloud Practitioner 試験 (CLF-C01)
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基礎コース : 1 種
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中級レベル (Intermediate) / 通常受験料 : ¥16,500 (税込)
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アソシエイト : 3 種
- AWS Certified Developer - Associate
- AWS Certified Solutions Architect – Associate
- AWS Certified SysOps Administrator - Associate
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アソシエイト : 3 種
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上級レベル (Advanced) / 通常受験料 : ¥33,000 (税込)
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プロフェッショナル : 2 種
- AWS Certified DevOps Engineer - Professional
- AWS Certified Solutions Architect - Professional
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専門知識 : 5 種
- AWS Certified Advanced Networking - Specialty
- AWS Certified Data Analytics - Specialty
- AWS Certified Database - Specialty
- AWS Certified Machine Learning - Specialty
- AWS Certified Security - Specialty
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プロフェッショナル : 2 種