21
12

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

EBSボリューム それぞれの違い

Posted at

勉強前イメージ

プロビジョンドIOPS と スループット最適化 がややこしい

調査

元々EBSについては こちら で軽く触れていたのですが、
プロビジョンド IOPS SSDスループット最適化 HDD の違いがごっちゃになるので、
再度調べてまとめました。

そもそも種類のおさらい

  • HDDボリューム

    • スループット最適化 HDD(st1)
    • Cold HDD(sc1)
  • SSDボリューム

    • 汎用 SSD(gp3)
    • 汎用 SSD(gp2)
    • プロビジョンド IOPS SSD(io2)
    • プロビジョンド IOPS SSD(io1)

今回は プロビジョンド IOPS SSD(io1)スループット最適化 HDD(st1) で比べてみます

スループット最適化 HDD(st1)

そもそもスループットとは機器が単位時間あたりに処理できるデータ量のことです。
どれだけ転送できるか?みたいなことを表しています。
サイズの大きな連続したデータを処理するのに適しています。
ただし起動ボリュームにすることは出来ません。

  • ボリュームサイズ : 125GiB ~ 16TiB
  • ボリュームあたりの最大 IOPS (1 MiB I/O) : 500
  • ボリュームあたりの最大スループット : 500 MiB/秒

プロビジョンド IOPS SSD(io1)

パフォーマンスの高いIOPS性能を必要とするのがこちらになります。
IOPSとはInput/Output Per Secondの略で、1秒間に読み込み・書き込みできる回数のことを指しており
IOPSの値が高いほど高速にデータの読み書きができます。
provisionは供給・準備の意味なのでIOPSの準備をしているってそのままでは読めます。

  • ボリュームサイズ : 4GiB ~ 16TiB
  • ボリュームあたりの最大 IOPS (16 KiB I/O) : 64,000
  • ボリュームあたりの最大スループット : 1,000 MiB/秒

スループットとIOPSの違い

  • IOPS : ストレージが1秒あたりに処理できるI/O(書き込み・読み込み)アクセスの数
  • スループット : 単位時間あたりでどれくらいデータを転送できたか

もっとわかりやすくすると
iopsはストレージに書き込むのが早いかどうか。
スループットは処理能力が高いかどうか。をみてる。

ユースケース

  • スループット最適化 HDD(st1)

    • ビッグデータ処理
    • データウェアハウス
    • ログ処理
  • プロビジョンド IOPS SSD(io1)

    • RDBMS
    • I/O負荷の高いNoSQLデータベースとリレーショナルデータベース

iopsが高いと、何回も何回もDBに書き込むのが有利 → リレーショナルデータベースとかで使われる
スループットの性能が高いと、大量のデータをさばける → ログ処理とかで使われる

勉強後イメージ

イメージわかった気がする
HDDで大量のデータをさばく→スループット最適化 HDD(st1)
SSDで書き込み読み込みを早くする→プロビジョンド IOPS SSD(io1)
って感じかな?
あまりきれいにまとめられてないけど自分的には今は納得できた。

参考

21
12
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
21
12

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?