勉強前イメージ
RAIDの進化版的な?
調査
イレイジャーコーディング とは
Erasure Coding と書き、日本語では消失訂正符号と訳される
RAIDに変わる技術として期待されています。
数学的関数を使用し、一連のデータを予め冗長性を含む形式に変換する技術で、
データを小さな塊に分割して、パリティを別々に保存することで複数台ディスクが壊れても復旧可能な状態を保ちます。
近年HDDのサイズも大きくなり、RAIDの再構築完了に何日もかかるようなケースもあり
再構築完了までにリスクが増え、性能が低下したりなどすることがあります。
また、近年オブジェクトストレージを扱う場面が増えてきましたが
その拡張性・可用性はデータ保存時のイレイジャーコーディングを採用してできているとのことです。
イレイジャーコーディングのメリデメ
メリット
- 筐体を跨いだストレージを構築できる
- ディスクの復旧が早い
- 複数台のディスクが故障しても復旧・復元が可能
デメリット
- 少数のディスクでは組めないので、大規模システム向け
- データごとに符号化、自動回復を行い分散処理を行うので高速処理が苦手
- HDDを複数台つないでスループット性能を向上することができない
- 小さなオブジェクトを扱うと非効率
勉強後イメージ
オブジェクトストレージ用の大規模データを扱う際にはいいって感じかな?
筐体を跨いでも出来るのはすごい・・・
ただRAIDに変わるっていっても使い所が違うからすぐには変わらなさそう