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個人でAIプロダクトを「作って売って運用まで」やるときの技術スタックと、AIへの任せ方

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Last updated at Posted at 2026-07-11

はじめに

はじめまして、Miyoki(Miyoki Labs)です。
AIプロダクトエンジニアとして、個人でAIを使ったプロダクトを作っています。

Qiitaでは技術解説を中心に書いていくので、初回は自己紹介を兼ねて 「いま自分が使っている技術スタック」と「AIにどこまで任せているか」 を具体的に共有します。
同じように一人でAIプロダクトを回そうとしている人の、構成の参考になればと思います。

いま使っているスタック

一言でいうと「個人1人でも運用が破綻しない構成」を優先して選んでます。
無料枠と静的ホスティングを軸に、撤退リスクを低く保つのが方針です。

領域 使っているもの
フロント React / TypeScript / Tailwind CSS(ブログは Astro)
バックエンド Node.js / Python
AI Claude API(生成・診断)/OpenAI API(画像系)
DB Neon(PostgreSQL)+ Drizzle ORM
ホスティング Cloudflare Pages(静的・商用可・無料)/一部 Render
認証 Better Auth

派手な技術は入れてません。
「一人で保守できるか」を最優先にすると、だいたいこの辺に落ち着きました。

AIにどこまで任せているか

開発はほぼ Claude Code と二人三脚です。
ただ丸投げはしていません。自分の中の線引きはシンプルで、こうしてます。

  • AIに任せる:実装、リファクタ、調査、下書き生成(自然文・コード)
  • 人間が握る:何を作るかの判断、構造化フィールドの確定、公開のGO判断

とくに大事にしているのが3つ目です。
たとえばAIに日付やIDのようなフォーマットが決まった値を生成させない
ここを守らないと痛い目を見ます。

// NG: period(期間)までAIに生成させる → "2026年6月" / "2026年06月" が混在して重複が出る
const report = await ai.generate('period も含めて JSON で返して')

// OK: period はサーバー側で確定、AIは本文だけ書かせる
const content = await ai.generate('レポート本文のみ生成して')
const report  = { period, ...content }

「AIが主役、人は確認と判断に集中する」——これは自分のサービス(Nompass)の設計思想でもあり、開発そのもののやり方でもあります。

AIも自分も同じように騙される、という前提

線引きの話をもう一歩だけ具体的に。AIに任せる/握るを分けても、両方が同時に騙されることはあります。最近踏んだのがこれです。

// 型定義上は string。でも Neon の timestamp は RSC 経由で Date になって届く
started_at.slice(0, 10)  // ← Date に .slice は無い → TypeError で処理が止まる

型は string と言っているのに、実体は Date。**型がついているのに、その型が嘘をついている。
** こういうとき、人もAIも「stringって書いてあるからstringだろう」と信じて、まんまと通してしまいます。
しかもこの例外がイベントハンドラ内で握りつぶされ、UIは「無言で何も起きない」ように見える。
原因(日付の型)と症状(別の機能が動かない)が、画面上まったく別の場所に出ました。

教訓はシンプルで、「UIが黙っているときこそ、まずconsole」。値を疑うより先に観測を疑う。AIと組んでいるからこそ、この順番を人間側が握っておくのが効くなと思ってます。

作ってきたもの

上のスタックで、こういうものを作ってきました。

  • 説明可能なRAG:回答の根拠チャンクをUIで見せる。AIに判断させず、人が確認できる形にする
  • ブログ自動化パイプライン:キーワードから記事下書きまで6ステップで生成
  • 提案文ジェネレーター / 執筆補助ツール:システムプロンプトで文体を固定する系
  • Nompass:小規模事業者向けのAI活用サービス(自分で立ち上げた実事業)

このNompassは実際に運営中です。

これから書くこと

Qiitaでは、上みたいな「AIと開発するときの具体的な作法」や、ハマったエラーの解決手順を書いていきます。
検索で同じ問題に当たった人がショートカットできるように、というのを意識するつもりです。

各媒体そろえてあるので @miyoki_labs で探してもらえれば見つかります。
作ったものはポートフォリオにまとめてます。

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